2018年 私立大入試 志願者動向分析
【2018年5月】
中央大・立教大・関西大など、文系を中心に志願者大幅増!
2018年私立大入試について、難関私立大の一般入試を中心に、人気度を示す「志願者動向」と、難易変動の指標となる「実質倍率」について見ていく。また、2019年入試の最新情報も紹介する。
※この記事は『螢雪時代・2018年5月号』の特集より転載。(一部、webでの掲載にあたり、加筆・変更を施した)
・国立の「文系縮小」、推薦・AOの難化、英語外部検定利用の増加などが影響。
・「定員管理の厳格化」で合格者減。上智大・早稲田大・同志社大や「産近甲龍」が倍率アップで難化か!?
・公募制推薦は、京阪神で志願者増・合格者減が顕著。京都産業大・龍谷大・近畿大が倍率アップ!
・19年の私立大入試はここに注目! 看護・教育・国際系の増設が目立つ。早稲田大‐教育で指定校推薦を導入!
国立の「文系縮小」、推薦・AOの難化、英語外部検定利用の増加などが影響。
“合格者絞り込み”に備え併願増か
2018年私立大一般入試(おもに2月入試)の志願者数は、前年比7%増加した。定員増に加え、国立大の「文系縮小」や一般入試枠縮小などが私立大に“追い風”となり、推薦・AO入試の難化で一般入試へ再チャレンジ組が押し寄せた模様だ。学部系統別では、経済・文・社会など、文系の全面的な志願者増が目立った。