河合塾講師 須藤 謙 先生
ミス、隙、無駄を省いて
「読みたくなる答案」を書こう
記述式問題で軸となる採点基準は、①状況把握、②解答方針、③数学的な処理の正しさ、の3点。特に③については、論理構成や計算などを簡潔・明解に記述したい。「何でこうなるの?」と思われる答案を避けるために、主語・述語や接続詞はもちろん、「①と②を連立して…」のように、式番号を用いて作業内容を説明することを心がけよう。また、解答の過程で用いた定理・公式や図は省略せず、書き残そう。見せるべきものをしっかり見せる。答案作成の基本だ。