共通テスト対策 ラスト30日の戦略は?
戦略1:今年の模試1年分を解き直して全範囲を仕上げる
戦略2:センター試験の過去問で図や写真をチェックする
戦略3:試験直前のチェック項目を吟味してまとめる
今年の模試で傾向を確認し、全範囲を完璧に仕上げる
共通テストでは、研究資料や会話文を通して、文章や図・グラフなどから必要な情報を読み取り、経過を予想したり結果を導き出す考察力が問われる。試験への対応力を高めるために、傾向を踏まえて作成された今年の模擬試験の問題を解き直したり、共通テスト対応の問題集を1冊通して解くことで傾向に慣れるとともに、未完成な部分を補強していこう。模試は1年を通して全分野を網羅するよう作成されているので、実施時に間違っていたところだけを復習するのではなく、1年分をすべて解き直して丁寧に確認すること。そして、選択肢の正誤の決め手になったポイント、図やグラフが意味することを解説で確認して弱点を補強し、全分野をもれなく綿密に仕上げていこう。また、「地学」「地学基礎」のセンター試験は、共通テストの主要なねらいとされる「考察力を必要とする問題」も多く出題されているので、センター試験の過去問も利用して、図やグラフ、写真などを読み込んで考察する力をつけていこう。さらに、受験勉強に用いた自作のノートやカードを整理して、試験場で直前に確認するべき内容をできるだけコンパクトにまとめておこう。