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“攻撃的読解法”で得点力アップ!《数学》

  • 【数学・国語】問題文の“攻撃的読解法”で得点力アップ!
  • [2019/10/2]
数学は問題文が簡潔で短いからこそ、

解法が潜む“一言”を見逃すな!


駿台予備学校 数学科講師
小林 隆章 先生

数学こそ読解力が問われる
出題者の思考の流れをつかもう

 数学の問題文は簡潔かつ短いがゆえに、意味は明白であり、国語で必要とされるような読解力とは無縁と思われるかもしれません。しかし、実際は逆で、数学こそ読解力で差が出ます。特に図形、確率、データの分析のように、問題文が比較的長い場合は、ヒントとなる情報を読み取ることが、解法に至る決め手となります。
 また、センター試験などでは、出題者の誘導に沿って空欄をマーク、または補充していく問題が多くあります。そうした問題では、出題者の思考の流れをつかむことが肝心です。
 大問の中に難しい小問があっても、直前の比較的解きやすい小問が、次の小問を解くための準備、あるいは実験になっていたり、空欄直前の文章にヒントが隠されていたりすることがよくあります。そうした出題者の配慮に気付けば、比較的スムーズに解けるものです。
 それゆえ、時間がないからといって問題文を読み流してはいけません。何気ない表現や細かい条件に神経を集中する習慣をつけましょう。
 数学の問題文には、独特の言い回しがあり、苦手な人には取りつきにくい印象を与えます。でも、そこに注目すれば、何を問われ、求めればいいのか、出題者の意図が見えてきます。
 例えば、数学の問題には、大きく分けて2つのタイプがあります。

(1)「ある条件𝑝が成り立つなら、𝑞は何かを求める(示す)」
 この場合、問題文には「~のとき」「~ならば」という表現も使われます。必要条件として求めれば(示せば)よいので、「𝑞のとき𝑝」を求める必要はありません。それに気づかず、むだな計算や証明を行うと、貴重な時間を浪費してしまいます。

(2)「𝑝となるように𝑞を求める(示す)」
 問題文には「𝑝となるような𝑞」という表現も使われます。この場合、必要十分条件として求め(示さ)なければならないので、「𝑝ならば𝑞」「𝑞ならば𝑝」の両方を求める(示す)必要があります。


 このような表現の違いに解法のヒントが隠されているのですが、意外に受験生は意識していません。

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