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2016年国公立大入試情報(2015年12月)

  • 入試動向分析
  • [2015/12/1]

2016年国公立大入試情報


2段階選抜を予告している大学・学部はここだ!
京都大‐法の後期で新規実施、筑波大‐情報学群で廃止

2016年(以下、16年)の国公立大一般入試で、2段階選抜の実施を予告している大学・学部等の一覧を紹介する。せっかく出願しても、センター試験(以下、セ試)の得点が足りないばかりに、個別試験(2次)を受けられない無念は避けたいもの。事前に予告倍率や前年の実施状況などをチェックしよう。


信州大・愛媛大・熊本大の医学科の前期で予告倍率を引き締める

表1 国公立大前期日程 2 段階選抜の予告学部数と実施学部数
 「2段階選抜」とは、所定の志願倍率(志願者数÷募集人員)を超えた大学・学部等が、セ試の成績によって第1段階選抜を行い、その合格者のみ2次試験を受けられる仕組み。難関大学や医学科などの志望者に立ちはだかる最初の関門だ。
 文部科学省発表の「国公立大学入学者選抜の概要」によると、16年に2段階選抜の実施を予告している大学・学部等は62大学159学部等で、15年に比べ2大学2学部等増えた。各大学の「入学者選抜要項」をもとに、実施を予告した大学・学部等と予告倍率の一覧表を以下に掲載したので、参考にしてほしい。
 「特色入試」として復活する京都大‐法の後期で新規実施。東京海洋大‐海洋科学の前・後期で、新たに出願要件として英語の基準(英語外部試験、またはセ試の得点)を設ける(表中、色太字で表示)。また、信州大‐医(医)、愛媛大‐医(医)、熊本大‐医(医)などの前期で予告倍率を引き締め(=第1段階合格者を絞り込む)、徳島大‐医(医)の前期では予告倍率に得点基準を追加する。一方、筑波大‐情報学群の前・後期で廃止するが、予告倍率を緩和する(=第1段階合格者を増やす)大学・学部等はなかった。
 せっかく出願しても、セ試の得点不足で2次に進めない事態は避けたいもの。慎重になるのは当然だが、予告した大学・学部等が全て実施するわけではなく、実施しても全てが予告倍率通りに行うわけでもない。
 前期日程における、過去5年間の予告学部数と実施学部数を比較すると、実際に2段階選抜を行った学部数は、予告学部数の2~3割程度であることがわかる。後期・中期では3~4割程度(表中、15年の実施大学・学部等を黒太字で表示)。予告倍率を見てあきらめる受験生が多く、難関大や医学科では高学力層の少数激戦となるからだ。
 また、15年の前期における第1段階不合格者は計3,692人で、14年に比べ424人増えた(13%増)が、それでも、仮に予告倍率通りに行った場合の約86%であり、過去5年間の平均でも、前期は約8割、後期・中期は約5割に留まる。
 2段階選抜を過度に恐れ、慎重になりすぎると、志望校が限定されてしまう。勇気をもって、なおかつ冷静に過去の実施状況や、自己採点集計の2段階選抜の予想ラインなどを、進路の先生と検討して判断する、「正しく恐れる」姿勢が大切だ。



【2016年国公立大入試/2段階選抜実施予定大学・学部一覧】(pdf)


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