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≪夏にレベルアップ!≫【現代社会】政治・経済分野を中心に、日々少しずつ基本事項を習得する

  • [13科目別]夏の超レベルアップ↑学習術
  • 河合塾 吉見 直倫 先生
  • [2017/7/19]

夏休み40日は受験の天王山といわれる。
今やるべきこと、今やらないと後悔することをしっかり見極め、この夏克服すべき最重要課題を洗い出そう。
ここでは各科目についてレベルアップ学習術の詳細を解説する。
入試で最大成果を上げるための夏休み学習計画のポイントも示したので是非参考にしてほしい。


夏の最重要課題はこれ!

Level up 1
政治・経済分野を優先して取り組む・・・・《時間配分 60 %》

教科書の本文を読み、基本事項を押さえていく

使用アイテム:教科書

 夏休みは「現代社会」を横断的に学習するチャンスである。特に、教科書や入試問題において3分の2から4分の3程度のウエイトを占める、政治・経済分野の横断学習を優先的に進めたい。教科書の政治・経済分野を読み進めるうえでは、注釈や図表中に登場する細かい知識を何でもかんでも丸暗記しようとするのではなく、入試で出題される頻度の高い基本事項、すなわち本文に登場する知識から確実に押さえていくことを心がけよう。教科書の精読を中心に進めるこの時期の学習においては、あくまでも基本事項の習得を優先し、細かい知識や時事的な知識に関する問題への対応は後回しにしてかまわない。注釈レベルの細かい知識を追加的に習得するのは、9月に入り、秋から冬にかけてさらなるレベルアップを図る時期の学習段階になってからでも遅くはない。

Level up 2
問題演習を既習単元から行う・・・・《時間配分 30 %》

習得した知識の活用法を、問題演習の中で学ぶ

使用アイテム:単元別に演習できる問題集

 教科書を読み進め、ある分野の一定範囲の学習が終わったら、その範囲の知識の定着度を確認するために問題演習を行いたい。そのためにも、単元別に演習できる問題集を準備しよう。問題集は基礎レベルから標準レベルの設問で構成されたもの、かつ、無理なく演習できる分量のものをオススメする(この時期は少量のものでかまわない)。問題演習の狙いは「教科書の知識をどのように問題で活用するのか?」を実戦的に学ぶことにある。入試では、単に語句や出来事を暗記しただけでは対応することができず、複数の知識を多角的に活用することで正解を導くケースが多い。入試で高得点を獲得するためにも、問題演習によって「知識をいかに活用するか?」を学び取り、正解を導くための「気づき・ひらめき」を引き出すトレーニングを積んでおきたい。

Level up 3
苦手分野攻略の特訓日を設ける・・・・《時間配分 10 %》

弱点克服の日を設定し、苦手分野の問題研究を行う

使用アイテム:過去問・模擬試験の一部

 「現代社会」では、経済分野・国際分野・倫理分野を弱点・苦手とする受験生が多く、これらの分野の出来が「高得点を安定して獲得する受験生」と「伸び悩む受験生」の差につながっているといっても過言ではない。これらの分野に限ったことではないが、自分なりに苦手意識のある分野については、夏休みを有効に活かして克服を図りたい。そのために、苦手分野の過去の入試問題や模擬試験の問題を集めて研究する日を設けることをオススメする。苦手分野とはいえ、同様の分野の問題を集中的に演習すれば、おのずと苦手意識も和らいでくるだろう。また、こうした問題演習を重ねることは、苦手分野の問題研究にもつながる。「何が問われやすいか?」「正解を導くためにどのような知識が必要か?」を研究し、出題傾向を把握すれば、苦手意識も払拭できるはずである。

プランニングのポイントはここ!

1 教科書を日々少しずつ精読していく
2 問題演習の量は、少なめでもかまわない
3 無理なく実行できる計画を立てる

夏の学習の“疑問&悩み”Q&A

【Question】 教科書を読んでも集中力が続きません

 精読の集中力が続く時間を見定め(例:10~20分)、日々少しずつ読み進め、不安であれば繰り返し読むことをオススメする。また、「語句を覚えるぞ!」という感覚よりも、一単元を精読した際に「要するにこんな内容だった」と理解する感覚(映画を観た際に「要するにこんな内容だった」と認識するような感覚)を大切にしたい。

【Answer】 一気読みではなく、時間を区切って読もう

【Question】 「現社は秋からでも大丈夫」というウワサは本当?

 本格的な勉強を秋以降に開始し、入試で高得点を獲得する受験生がたまに存在する。しかし、秋以降から受験勉強を開始した結果、入試で大失敗した受験生も数多く存在する。「倫理」「政治・経済」に精通した受験生でない限り、「受験の天王山」と呼ばれる夏のうちに「現社」の土台固め(知識定着)を図り、確実性を高めておきたい。

【Answer】 ウワサに振り回されず、夏のうちに土台を固めよう


この記事は「螢雪時代(2016年8月号)」より転載いたしました。

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