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≪夏にレベルアップ!≫【地理】統計・資料、地図とその利用、系統地理の3本柱を攻略する

  • [13科目別]夏の超レベルアップ↑学習術
  • 代々木ゼミナール 田村 誠 先生
  • [2017/7/19]

夏休み40日は受験の天王山といわれる。
今やるべきこと、今やらないと後悔することをしっかり見極め、この夏克服すべき最重要課題を洗い出そう。
ここでは各科目についてレベルアップ学習術の詳細を解説する。
入試で最大成果を上げるための夏休み学習計画のポイントも示したので是非参考にしてほしい。


夏の最重要課題はこれ!

Level up 1
統計・資料問題を攻略する・・・・《時間配分 35 %》

地理的情報処理能力と、思考力をブラッシュアップ

使用アイテム:学校や塾・予備校の講座

 センター試験を筆頭に、最近の入試では、統計・資料問題の出題ウェイトが大きく上昇している。にもかかわらず、この領域の攻略が不十分な受験生が少なくないようだ。夏の地理の学力のレベルアップの鍵の1つは、統計・資料問題を攻略することだ。統計・資料問題は、ただ単に統計データを暗記するだけでは攻略できない。統計・資料問題を攻略するためには、その統計・資料がどのような地理情報を提供しているかを把握する「地理的情報処理能力」をブラッシュアップすることや、その統計・資料がどのような地理的事情を背景につくり出されているのかを考える「地理的思考力」をブラッシュアップすることが必要だ。自学自習が容易でない領域であるので、夏休み期間中に学校や塾・予備校で開催される講座を受講するなどして、しっかり攻略に取り組むようにしよう。

Level up 2
地図とその利用を攻略する・・・・《時間配分 30 %》

さまざまな地図やGISの活用技法を習得する

使用アイテム:過去問や模試の問題

 「地図とその利用」は、現行課程の地理において旧課程の時代よりも大きく重要度が上昇した領域である。基本的な地形図読図技法を習得するだけでなく、メルカトル図法や正距方位図法などによって作成された地図から距離・方位などを判読したり、時差を考えたりする技法を習得しておかねばならない。また、地形図に示された地形を3D化して表現するとどのような形状になるかも想起できるようにしておく必要がある。さらに、防災対策や地域調査などにGISを活用する技法も習得しておかねばならない。さまざまな地図やGISの活用技法を習得するための秘訣は、「習うより慣れろ」である。問題演習をたくさん行って反復練習することが、さまざまな地図やGISの活用技法を習得する早道なので、過去問を活用して攻略に取り組んで行こう。

Level up 3
系統地理分野を攻略する・・・・《時間配分 35 %》

自然環境、産業、人口・都市などの実戦力を高める

使用アイテム:過去の地理入試問題

 センター試験では、大問1問目が自然環境、大問2問目が産業、大問3問目が人口・都市などをテーマに出題がなされる。また、私立大や国公立大2次の問題でも、自然環境、産業、人口・都市などをテーマとする出題が配点の3分の2以上を占めることが一般的である。このように、系統地理分野は高得点が獲得できるかどうかを左右する鍵となる領域なので、夏休み中にしっかり攻略し、実戦力を向上させておこう。過去の入試で出題された系統地理分野の出題を地形、気候、農牧業、林業、水産業、資源とエネルギー、工業、人口、都市といった単元ごとに演習していくことが最善の方法である。しかし、その際に、ただ解答の正否をチェックしているだけではいけない。各設問の解説を詳細に研究して、関連事項についても習得するように心がけることが肝要である。

プランニングのポイントはここ!

1 統計・資料、地図、系統地理に集中する
2 統計データ、地名、用語の暗記に走らない
3 志望校の過去の出題例を活用・研究する

夏の学習の“疑問&悩み”Q&A

【Question】 学校や塾・予備校の講座が受けられないのですが

 部活動など、いろいろな事情で学校や塾・予備校で地理の講座を受講できないという諸君も少なくないだろう。こうしたときは、自宅で都合のよい時間に受講できる映像講座などをお勧めしたい。そうした機会を活用して夏の地理学習の3本柱(統計・資料、地図とその利用、系統地理)の攻略に取り組んでもらいたい。

【Answer】 自宅で受講できる映像講座を検討するとよい

【Question】 記述・論述問題対策はどうすればいい?

 種々の地理現象が生ずるメカニズムを論理的に記述・説明する必要がある記述・論述問題は、用語などの暗記では対応できない。また、記述のテクニックも一朝一夕では身につかない。したがって、志望校の過去問を例に添削指導を受けることにより、種々の地理的メカニズムの理解と並行して答案作成技術の向上に取り組むとよい。

【Answer】 志望校の出題例を演習し、添削指導を受けよう


この記事は「螢雪時代(2016年8月号)」より転載いたしました。

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