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≪夏にレベルアップ!≫【世界史】現代史と苦手分野の攻略で、世界史の全体像をつかむ

  • [13科目別]夏の超レベルアップ↑学習術
  • 『螢雪時代』アドバイザー 岩田 一彦 先生
  • [2017/7/19]

夏休み40日は受験の天王山といわれる。
今やるべきこと、今やらないと後悔することをしっかり見極め、この夏克服すべき最重要課題を洗い出そう。
ここでは各科目についてレベルアップ学習術の詳細を解説する。
入試で最大成果を上げるための夏休み学習計画のポイントも示したので是非参考にしてほしい。


夏の最重要課題はこれ!

Level up 1
現代史を最優先で取り組む・・・・《時間配分 45 %》

オリジナルな略年表を作り、現代史の大筋を理解する

使用アイテム:10年単位の手作り年表

 センター試験・国公立大2次・私立難関大とも、近・現代史を重視する傾向が続いている。夏休みは、学習が遅れがちの現代史を最優先で取り組もう。現代史に関する教科書の記述は、20前後の単元で構成されている。細かい事項は脇において、歴史の大きな流れをつかむ勉強を優先する。1日2~3単元をクリアすれば、10日前後で目標は達成できる。その際、「1919年:ヴェルサイユ条約」「1929年:世界恐慌」「1939年:第二次世界大戦の勃発」「1949年:中華人民共和国の建国」など、下1桁「9」年にその後の歴史に重要な影響を及ぼした出来事が起こっていることに着目し、「9」年を軸に10年単位の年表を作成しよう。この間の複雑な国際関係の推移や出来事の背景・結果、その後の影響など、現代史の大筋がつかめ、秋からの追込み学習の弾みになる。

Level up 2
不得意分野を集中的に攻略する・・・・《時間配分 30 %》

わからない記述や用語は放置せず、徹底的に解明する

使用アイテム:使い慣れた教科書と問題集

 苦手な時代や分野は、理解度も学習量も不足している。しかし、先延ばしはできないので、時間的に余裕のある夏休みに、苦手な分野について集中的に取り組もう。使い慣れた教科書を軸に、該当する分野を丁寧に読んで流れを理解し、基礎的な知識をノートにまとめる。わかりにくい箇所や用語は放置せず、参考書や用語集を使って一つずつ意味や内容を解きほぐしてしっかり理解することが大切。1つの分野を仕上げたら、必ず基礎的な問題を最低でも5~6題は演習しよう。答えに行き詰まったときはすぐに解答を見るのではなく、歴史の前後の流れとか関連する事項を粘り強く考えよう。また間違えた箇所は教科書やノートに戻って基礎からやり直していけば、弱点は徐々に克服できる。世界史の全体像の中に生じていた空白や断絶が埋まり、前後の歴史の理解も一段と深まる。

Level up 3
ヨーロッパと中国の文化史を攻略・・・・《時間配分 25 %》

分野別に人名と業績をまとめ、内容は用語集で補充

使用アイテム:用語集と問題集

 センター試験では文化史からの出題割合が高く、国公立大2次・私立難関大入試でも大問で扱われることも多い。“文化史は受験直前に暗記すればいい”などと先送りしていると、間に合わない危険性があるので、夏休み中にヨーロッパと中国の文化史は仕上げておきたい。各時代の政治や社会の動きを考えながら、分野別に人名とその業績、思想・学説・様式の流れとその特徴などをノートにまとめ、書いて覚えよう。ただし、教科書は簡略な記述やまとめ図表が多いので、入試に対応できないこともある。そこで用語集を活用して各項目の内容を補充しておくことが実戦力を高める秘訣である。また美術・建築や遺跡など写真資料もじっくり見ながら解説文を読んでその特徴や歴史的な意義を押さえよう。1つの時代を学習したあとは、必ず問題演習を繰り返して記憶を確認しよう。

プランニングのポイントはここ!

1 攻略分野を絞り込み、余裕のある計画を立てる
2 週2日は世界史に集中できる時間を確保する
3 現代史と苦手分野の攻略を優先する

夏の学習の“疑問&悩み”Q&A

【Question】 歴史の流れを系統的につかむコツは?

 教科書の配列は、19世紀以前は時代も地域も分散して記述されているので、①東アジア、②南・東南アジア、③西アジア・アフリカ、④ヨーロッパ、⑤アメリカの5つの地域に組み替え、時代順に並び替えてみよう。歴史の流れがつながり、歴史事象の因果関係も理解しやすくなる。また「いつ・だれ・どこ」なども容易に記憶できる。

【Answer】 教科書の記述順序を再編成する

【Question】 問題集は何冊必要? 論述対策はいつ始める?

 問題集は基礎編と入試問題が中心のハイレベル編、さらに志望校の過去問の3冊は必要。基礎編で理解度と知識を確認し、ハイレベル編で応用力の底上げを図ろう。また論述は、短い期間での実戦力アップは難しいので、夏休みから制限字数が50~100字前後の事項説明型の問題から始め、論理的な考え方や表現力に磨きをかけよう。

【Answer】 最低3冊の問題集を使い分けよう


この記事は「螢雪時代(2016年8月号)」より転載いたしました。

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