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【センター得点8割突破『虎の巻』Q&A】センター試験&対策の疑問に答えます!

  • [英語・数学・国語]センター得点8割突破への“虎の巻”
  • [2017/5/2]

センター試験の英語・数学・国語で得点8割を突破し、受験成功への道を切り拓くには、これからの受験勉強で、何を目指して、どのように対策を進めていくべきなのか?
東進ハイスクールの大岩先生、志田先生、板野先生に最重要ポイントを教えていただいた。

【英語】

:文法書は理解できるのに、
実際の問題は解けない…

 英文法は、ライティングの視点を意識しながら学習すると効率よく習得できる。具体的には、「どのようなことを表現したい場合に、英文内のどの位置で使う文法なのか」を意識し、実際にその文法を使って例文を書いてみる、または口頭で英作文をしてみよう。簡単な例文でいいので、単語を置き換えながら数通りの例文を完成させれば、その文法の使いどころが身につくはずだ。また、空所補充型問題を復習する際も、完成した英文を実際に書いてみて、なぜそこでその文法を使う必要があるのかを意識した復習を心がけよう。


数通りの例文を作り、文法の「使いどころ」を身につける

:速読できるようになるために、
長文読解で意識すべきことは?

 スピードを意識するのは大切だが、ただ速く読めばいいわけではない。長文の多くは「伝えたいメッセージ(テーマ・結論)=(A)」と、(A)が正しいことを証明する「サポート情報(具体例や研究結果など)=(B)」で構成されている。筆者の主張・考えである(A)を正確に読み取ることが目的のため、(A)が理解できている場合は(B)は流し読みが可能だ。一方、(A)が理解できていない場合は(B)を熟読し、(A)を読み解く必要が出てくる。このメリハリ読みが速読につながるので、まずは熟読して(A)と(B)の読み分けを目標にしよう。


テーマとサポート情報に分け、メリハリをつけて読む


東進ハイスクール 大岩秀樹

東進ハイスクール、東進衛星予備校英語講師。「本物の基礎力」にこだわった授業で幅広い層から支持を集める。『高校とってもやさしい英文法 改訂版』『みんなのセンター教科書 英語 改訂版』(ともに旺文社)など著書多数。



【数学】

:選択問題は早期に分野を決め、
重点的に対策するべき?

 数学Ⅰ・Aについては、全分野をまんべんなく勉強しておくことを勧めたい。現行課程になってから、選択問題の3題の間には難易度の差があり、成績上位の生徒は、問題の難易に応じて選択問題を選んでいるというデータがある。だから、選択する問題を事前に決めておきつつ、当日の難易次第で問題を変更するという選択肢を残せるのがベストだ。数学Ⅱ・Bについては、確率分布と統計的な推測は点数がとりやすいという話も聞くが、2次試験でも数学が必要な人は、2次試験対策も兼ねてベクトルと数列を選択するのが効率的だろう。


数 Ⅰ・Aはまんべんなく勉強し、数 Ⅱ・Bは効率を考えた選択を

:解答時間の短縮は
いつ頃から意識すれば…?

 解答時間をきちんと意識するのは、時期的には10月くらいからがメドになる。まずは、センター試験の過去問の解答・解説を、読めば理解できるだけの基礎力をつけること。さらに、時間無制限なら過去問をすべて解ける学力をつけることが先決。時間対策はそれからだ。解答スピードアップのためには、計算力(暗算力)が不可欠。因数分解、展開、平方完成などは頭の中で処理するようにするだけでも、かなり暗算力がつく。また、問題の読解スピードも重要だ。教科書の証明などをたくさん読んで、論理的思考力をつけよう。


時間無制限なら過去問を全問解けるようになってから


東進ハイスクール 志田晶

東進ハイスクール、東進衛星予備校数学講師。大学院生時代に予備校の教壇に立って以来、受験生の圧倒的な支持を得る。『改訂版 センター試験数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)など著書多数。



【国語】

:2次試験の国語対策をすれば、
センター試験対策になる?

 センター対策と2次対策は別モノと考えよう。センター試験ではスピーディーな情報処理能力が求められ、2次試験では思考力や表現力が問われる。2次試験対策のみの場合、センター試験で7割程度の得点ならとれるかもしれないが、8割を突破することは難しいだろう。志望校の配点比率にもよるが、1学期はセンター試験対策を中心に記述対策もコツコツと進め、夏休みにセンター試験対策をほぼ仕上げ、2学期からは2次試験対策にシフト、直前期に再びセンター試験対策をして完成…という流れで学習を組み立てよう。


センター8割突破を狙うなら、2次対策に頼っていてはダメ!


:一度読んだだけでは文章の
内容が頭に入ってこない…

 漫然と文章を読んでいる人にオススメなのが、手を動かしながら読むことだ。目だけで読むのではなく、線を引いたり指で読んでいる文字を追ったりしながら読むことで、意識がフッと飛ぶのを防ぐことができる。手は第二の脳とも言われており、手を動かすことで脳も動くのだ。最初は全文に線を引いてかまわないが、慣れてきたら重要な箇所を見極め、そこだけに線を引くようにしていこう。また、古文や漢文は語学と同じなので、音読が有効だ。国語に限らず、受験勉強では視覚以外の感覚を使うことも意識してみたい。


手を動かして文字を追い、脳に内容をインプットする


東進ハイスクール 板野博行

東進ハイスクール、東進衛星予備校国語講師。京都大学文学部国文科卒。『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)は受験生から圧倒的な支持を受けるベストセラー。近著に『勉強の鬼原則』(大和書房)がある。


この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。

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