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【センター得点8割突破『虎の巻』その4】センター攻略への学習スケジュール

  • [英語・数学・国語]センター得点8割突破への“虎の巻”

センター試験の英語・数学・国語で得点8割を突破し、受験成功への道を切り拓くには、これからの受験勉強で、何を目指して、どのように対策を進めていくべきなのか?
東進ハイスクールの大岩先生、志田先生、板野先生に最重要ポイントを教えていただいた。

【国語】古・漢の知識習得を優先。
志望校の科目・配点に合わせた戦略的な計画を!

 適切な学習スケジュールを立てる前提として、まずは志望校のセンター試験・2次試験の受験科目・配点を把握しよう。そのうえで、センター・2次の配点比率も考慮して、やるべき学習を逆算し、それぞれの対策にいつ取り組むかを検討する。
 学習計画は、5~7月、8月(夏休み)、9~11月、12・1月(直前期)の4期に分けて立てるとよい。国語の対策に費やす時間の目安は、国公立大理系志望なら勉強時間全体の約1割、国公立大文系志望なら約2割といったところだ。5~7月は古文・漢文の知識習得を目標とし、現代文も2日に1題は解くようにする。理系なら、現代文は夏休み以降に回してもいい。また、2次試験重視の大学を受験する場合は、9月以降は2次試験対策に充てるために、夏休みのうちにセンター試験対策をある程度完成させておきたいところだ。


スケジューリングのポイント

1学期中に古文・漢文の知識習得に取り組む
2次重視なら、夏休み中にひとまずセンター対策を完成
理系志望者は古文・漢文を優先し、現代文は夏以降でもOK!

スタートを切る受験生へ:板野 博行

努力を積み重ねてこそ、
大きな突破力が生まれる


 切羽詰まったときに本来もっている以上の力を発揮することを「火事場の馬鹿力」と言いますが、これは、それまでに積み重ねてきた努力があるからこそ出せるものです。受験も同じ。本番の力を支えるのは、「あれだけやったのだから絶対大丈夫」という根拠ある自信です。センター試験で8割を突破するのは容易なことではありませんが、今この瞬間が勝敗を分けることもあるのだと心して努力を重ねた先に、必ず光は見えてきます。

東進ハイスクール 板野博行

東進ハイスクール、東進衛星予備校国語講師。京都大学文学部国文科卒。『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)は受験生から圧倒的な支持を受けるベストセラー。近著に『勉強の鬼原則』(大和書房)がある。


【英語】個別試験対策に集中したい時期から逆算して、
スケジュールを立てる

 英語では総合力が求められるので、語い、文法、長文読解をバランスよく学習する必要がある。
 具体的な学習スケジュールとしては、9月以降は個別試験対策に集中できるよう、センター試験の目標点突破時期を8月末に据える。そこから逆算し、5月下旬頃からは長文読解を中心とした学習をスタートしよう。長文読解の学習効果を高めるためには、語いや文法といった基礎ができている必要がある。そこでさらに逆算すると、5月中旬頃までには語い・文法が完成しているのが理想だ。これから受験勉強を始める人も、6月末頃までには語い・文法を完成させることを目指したい。4・5月も長文読解を少しずつ進める必要があるが、この時期は覚えた語いや文法が英文の中でどのように使われるのかを確認し、しっかりと意味をとることを重視しよう。


スケジューリングのポイント

5月中旬頃までに語い・文法の学習をひと通り完成させる
8月末に目標点突破!を目指して学習をプランニングする
9月以降は個別試験対策に集中できるようにする

東進ハイスクール 大岩秀樹

東進ハイスクール、東進衛星予備校英語講師。「本物の基礎力」にこだわった授業で幅広い層から支持を集める。『高校とってもやさしい英文法 改訂版』『みんなのセンター教科書 英語 改訂版』(ともに旺文社)など著書多数。



【数学】夏休み明けまでに
目標点の8割を目指し、9月からは2次試験対策へ

 前にも述べた(虎の巻その2)ように、まずは教科書の例題の徹底的な読み込みからスタートし、参考書の基本例題を夏休み前までに仕上げることが重要だ。これが、センター試験と2次試験に共通の基礎力になる。夏休みは、参考書の応用例題と穴埋め式の問題集を並行してやろう。積分の公式などのセンター固有の解法も、この時期にマスターしたい。夏休み明けのマーク式模試で、本番の目標点の8割以上獲得を目標にしよう。
 夏休み後は本格的な2次試験対策に入るが、センター試験対策にもなるので不安になる必要はない。ただ、夏休み明けの模試で本番目標点の5割以下だった人は、単元別に穴埋め式問題集で演習しておこう。10~11月には現行課程の過去問を3年分解き、時間対策も行う。基礎力がついていれば、時間対策にはそれほど苦労はしないはずだ。


スケジューリングのポイント

夏休み前の充実した基礎固めで得点の土台を築く
夏休み明けの模試で、目標点の8割以上を獲得できることを目指す
過去問演習時間対策は10月からでOK

東進ハイスクール 志田晶

東進ハイスクール、東進衛星予備校数学講師。大学院生時代に予備校の教壇に立って以来、受験生の圧倒的な支持を得る。『改訂版 センター試験数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)など著書多数。



この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。

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