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【センター得点8割突破『虎の巻』その2】高得点の土台となる学力はこれだ!

  • [英語・数学・国語]センター得点8割突破への“虎の巻”

センター試験の英語・数学・国語で得点8割を突破し、受験成功への道を切り拓くには、これからの受験勉強で、何を目指して、どのように対策を進めていくべきなのか?
東進ハイスクールの大岩先生、志田先生、板野先生に最重要ポイントを教えていただいた。

【英語】センター試験で必須の
「同じものを別の表現で言い換える力」をつける

 8割突破を狙うには、基礎語い力、基礎文法力、標準的速読力に加え、「同じものを別の表現で言い換える力」が必須だ。センター試験では、リスニングを含めて選択肢での表現の言い換えが目立つ。「意味はわかるが正解できない」事態を避けるため、例えば「DVD player, microwave oven, PC = household appliances(家電)」のような変換に慣れておくことも重要だ。さまざまなものや表現を別の方法で言い換える習慣をつけ、表現力を高めよう。
 基礎語い力については、高校入試レベルの語いの習得を怠りがちなので、まずはそこから積み上げていこう。また、基礎文法力については、参考書の太字部分を理解して文法の基本用法を身につけ、標準的速読力については、同じ英文を何度も反復音読して英語のままで理解できる部分を増やすことを心がけよう。1学期の目標は


1学期の目標は?

基礎からの語い力強化言い換えトレーニングを実践する
参考書で太字になっている文法の基本用法を理解・習得する
反復音読により、英語のまま理解できる表現を増強する


スタートを切る受験生へ:大岩 秀樹

本気で満点を目指すこと!
すべてはそこから始まる

 センター8割突破を実現するためには、満点を目指して勉強する必要があります。細心の注意を払っても、ついミスをしてしまうのが人間。試験当日、2~3問のミスをすると仮定すると、1問6点の問題であればそれだけで8割程度となってしまいます。より高い目標をもって努力した者だけが、真にクリアすべき目標を達成できると、私は思っています。本気で満点をとるつもりで学習を進めましょう。すべてはそこから始まるのです。

東進ハイスクール 大岩秀樹

東進ハイスクール、東進衛星予備校英語講師。「本物の基礎力」にこだわった授業で幅広い層から支持を集める。『高校とってもやさしい英文法 改訂版』『みんなのセンター教科書 英語 改訂版』(ともに旺文社)など著書多数。



【数学】穴埋め問題に限定せず、
教科書の復習から始めて 基礎力を徹底強化する

 8割突破のために一番大事なことは、穴埋め式の問題だけに絞り込まないこと。「センター試験対策=マーク式問題集」と考えているなら、間違いだ。土台となる数学の基礎力ができていなければ、穴埋め式の問題を解いてもあまり意味はない。
 まずは、教科書の例題を、見てすぐ解答が思い浮かぶレベルまで徹底的に読み込もう。証明問題も飛ばしてはいけない。証明問題を理解できる読解力こそが、問題の題意を素早く理解できる力につながり、解答時間の短縮につながるからだ。同じ理由から、教科書の公式の証明にも目を通すこと。これはかなりヘビーなので、まずは半分くらいを目標にしよう。それが終わったら、参考書の基本例題を自分の手で解いていく。応用問題や章末問題は飛ばしてかまわないので、夏休み前までに終わらせることを目標にしよう。


1学期の目標は?

教科書の例題を見て、解答が浮かぶまで徹底的に読み込む
教科書の公式の証明はまず半分を目標に目を通す
標準レベルの参考書の基本問題を解き終える

東進ハイスクール 志田晶

東進ハイスクール、東進衛星予備校数学講師。大学院生時代に予備校の教壇に立って以来、受験生の圧倒的な支持を得る。『改訂版 センター試験数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)など著書多数。



【国語】早期の短期集中学習で
古文・漢文の知識を体系的に身につける

 得点8割突破に不可欠なのが、古文・漢文の知識力だ。古文なら文法と単語、漢文なら句法と漢字を、できるだけ早期に頭に叩き込もう。センター試験の古文・漢文では読めれば解ける問題が出題され、知識力がある人ほど速く解ける。逆に言うと、読めなければ解けないし、知識力が弱いと時間もかかってしまう。知識を知っているか知らないかで、得点にもかかる時間にも大きな差が生まれてしまうのだ。
 古文・漢文の知識の習得は、断片的な知識をコツコツと積み上げるよりも短期集中で全体を網羅したほうが効率がいい。例えば、ある1週間を漢文ウィークとして、参考書を1冊丸ごとやり切ろう。1回で完璧にする必要はない。重要なのは、体系的な知識をざっとインプットすること。知識の穴は、そのあとの復習で埋めていけばいいのだ。


1学期の目標は?

古文はざっとでいいので、文法&単語をひと通り頭に入れる
漢文は参考書1冊を集中学習期間を設けて短期間でやり切る
現代文は2日に1題のペースで問題に取り組む

東進ハイスクール 板野博行

東進ハイスクール、東進衛星予備校国語講師。京都大学文学部国文科卒。『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)は受験生から圧倒的な支持を受けるベストセラー。近著に『勉強の鬼原則』(大和書房)がある。


この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。

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