page_top

《2018年入試突破へGO!》合格する! 年間学習マニュアル【地理】

  • 年間学習プランのセオリーと時期別学習メソッド![13科目別]合格する!年間学習マニュアル
  • 『螢雪時代』アドバイザー/岩田一彦先生

受験勉強をスタートさせるに際し、欠かすことの出来ないステップが、ここから1年の学習全体を把握して齟齬のない年間プランを立てることだ。
羅針盤なき航海が無謀であるのと同様、学習計画のない受験勉強の先に、第1志望合格という栄光はない。
ここでは主要科目の先生方に年間プランを練る上で機軸とすべき最重要ポイントを指摘していただいた。
併せて時期別学習目標の目安も示したので是非参考にしてもらいたい。

地理現象を科学的に理解して
現役合格のカギを獲得しよう!


年間学習セオリー

暗記でなく地理現象科学的に理解する

地理資料判読のため、地理的リテラシーの習得に努める

理解問題演習を分離させず、一体化して攻略を進める

 地理の学習とは、たとえば「2013年における米の生産量は、1位が中国(約2.0億t)、2位がインド(約1.6億t)…」などの地理的事実を覚えることだと思っている受験生が少なくない。しかし、これは大きな誤りである。センター試験の出題からも明白なように、地理学習の中核は、種々の地理現象が生ずるメカニズムを科学的に理路整然と理解することにある。ゆえに、①「米の原産地は雲南省からアッサム地方一帯」、②「このため、米の栽培適地は原産地同様に高温期と多雨期が一致する地域」、③「そのため、米の生産量の90%以上がモンスーンアジアに集中」、④「したがって、米の二大生産国はモンスーンアジア諸国の中でも巨大な食料需要を有する人口大国の中国(約14億人)とインド(約13億人)である」というように、論理的に理解していくことが重要なのである。

時期別学習メソッド

~1学期

地理学習の基礎となっている自然環境を攻略する

 自然環境(地形、気候など)は地理学習の礎であり、センター試験をはじめとする地理入試で必出の領域である。しかし、この領域の攻略が不十分だったことで、もったいない失点をする受験生が少なくない。また、この領域に対する理解が不十分だったことから、産業(農牧業、鉱工業など)をはじめとする他の領域への応用が効かないために、さらなる得点の上積みができなかった受験生も多くいる。自然環境領域に対する理解と攻略こそが学習の基礎であり、合格のカギとなっていることを肝に銘じて、学習計画をしっかり立ててほしい。

夏休み

頻出領域の産業(農牧業、鉱工業)と、人口・都市を攻略する

 農牧業、鉱工業などの産業や人口・都市も、自然環境と同様にセンター試験をはじめとする地理入試で必出の領域である。また、統計資料問題のウェイトも高く、地理入試における高得点獲得のカギを握る領域でもある。産業や人口・都市における種々の地理現象が生ずるメカニズムを暗記ではなく科学的に筋道を立てて理解するとともに、過去問などを活用した問題演習を並行させて、効率よく学習を進めるようにしよう。

2学期~

学習が手薄になる世界地誌領域を攻略する

 近年の地理入試の傾向として、センター試験を筆頭に世界地誌領域からの出題の占めるウェイトの上昇を挙げることができる。しかし、この領域は範囲も広く、個々の事項に十分な学習時間を確保することができないため、未消化のまま入試を迎えてしまう受験生が多くいるようだ。高得点を獲得するために、まずは十分な学習時間を確保することに留意しよう。

受験勉強フロー

この記事は「螢雪時代(2017年4月号)」より転載いたしました。

螢雪時代 【定期購読】のご案内

国公立大&難関私立大合格!のために読む雑誌

年間10か月以上(2018年3月号までの範囲で継続)定期購読される方が対象です。
「5月号(発売中)から2月号まで」あるいは「6月号(5/13発売)から3月号まで」のどちらでも、お申込みいただけます。ぜひ、ご利用を!

科目別アドバイス 記事一覧

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中