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《2018年入試突破へGO!》合格する! 年間学習マニュアル【化学】

  • 年間学習プランのセオリーと時期別学習メソッド![13科目別]合格する!年間学習マニュアル
  • 『螢雪時代』アドバイザー/庄司憲仁先生

受験勉強をスタートさせるに際し、欠かすことの出来ないステップが、ここから1年の学習全体を把握して齟齬のない年間プランを立てることだ。
羅針盤なき航海が無謀であるのと同様、学習計画のない受験勉強の先に、第1志望合格という栄光はない。
ここでは主要科目の先生方に年間プランを練る上で機軸とすべき最重要ポイントを指摘していただいた。
併せて時期別学習目標の目安も示したので是非参考にしてもらいたい。

不得意な分野を早めに克服して
問題演習を繰り返しやり抜こう!


年間学習セオリー

化学基礎基礎理論は演習量、応用部分は深い理解で決める

化学理論知識バランスよく演習して、広範に対応させる

化学有機高分子は、遅れをとらないように早目に手をつける

化学基礎
 難問は出題されないので、原子の構造や化学結合など、暗記主体の化学の基本部分を先にマスターしてから、理論分野の最初の関門である物質量を、時間をかけて完璧に理解しよう。次に物質量を利用した反応の量的関係をマスターすれば、中和反応、酸化還元反応などの計算問題の多くは、容易に理解できるようになり、その他の暗記項目に対処する時間をとる余裕ができる。

化学
 暗記分野と理論分野を並行して進めるのが得策。無機・有機・高分子など、暗記分野は早目に暗記カードを作成し、すき間時間を利用してマスターできるようにしておこう。理論分野の気体・溶液・平衡など、難問が出題されやすい分野では、1つの解法ごとに、「なぜこの式を用いるのか?」「このように計算していく理由は何なのか?」などを念頭に進めれば理解が深まる。

時期別学習メソッド

~1学期

化学基礎:既習事項のうち、忘れた部分のチェック

 化学基礎は、とくに文系では高1で学習したまま空白期間が長くあったはずなので忘れてしまった事項も多いだろう。まずは、易しめの問題集を手に入れ、項目ごとに数問ずつ拾い解きし「どこが大丈夫で、どこが学習不十分か」を見分け、今後の計画を立てよう。

化学:現在の実力を把握し、年間計画を立案する

 現在の実力を把握するには、過去の定期試験や模試などの結果を利用するのがよい。完璧に完成している分野と、まだまだ未完成の分野を見極め、それぞれに応じた演習をスタートさせよう。学校での新しい学習分野は、そのたびに完璧に完成させるつもりで学べばよい。

夏休み

化学基礎:不安が残る分野は、基本に戻って補強する

 基礎が完成したら、もう一度学習が不十分な分野を把握し、その基礎に戻ってじっくりと復習し、項目ごとに完璧にしてから、次の項目に移る。その後、問題演習を数多くこなし、項目ごとにマスターしていこう。

化学:基本分野と得意分野を早急に完成させる

 基礎が完成したら、次に不得意な分野はできるだけ早く補強し、得意分野の拡充に移ろう。無機・有機・高分子の暗記部分はカードを作り、理論の演習と並行して、すき間時間を利用し覚えていくこと。

2学期~

化学基礎:実戦問題演習を中心に、過去問にも挑戦する

 全分野を通しての演習。過去問は直近3年分より前のものは出題分野でないものが多数あるので、該当する範囲の問題を学校の先生などに選んでいただいて解くのがよい。

化学:有機・高分子を含め、実戦問題・過去問に挑戦

 有機・高分子の授業がこの時期までずれ込んでも、定期試験ごとに入試レベルまで完璧に理解すれば大丈夫。実戦問題と過去問挑戦を全分野均等にチャレンジしよう。

受験勉強フロー

この記事は「螢雪時代(2017年4月号)」より転載いたしました。

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