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センター国語【板野博行】 徹底攻略 Q&A

  • センター完全攻略!あと60日で目標点を突破する![英語・数学・国語]
  • [2016/11/18]

センター試験で目標点を突破できるかどうかは、残り60日の対策をどう行うかにかかっている。
そこで、英語・数学・国語の主要3教科について、センター試験を知り尽くす3人の先生方に成否のカギを握る最重要ポイントを教えてもらった。

【Q】「現代文2題で45分」のペース配分は?

 評論27~28分、小説17~18分が目安。年によって難易度は異なるが、どちらも難しいということはまずないので、一方に多少時間がかかっても焦る必要はない。

 評論の場合、問題文は1ページ約1.5分のペースで読んでいく。例年4~5ページあるので、問題文を読むのに7~8分かかる計算だ。問1~5は各3分で15分、問6に4~5分のペースで解き進めよう。一方、小説は評論に比べて読みやすいので、1ページ約1分のペース。6ページほどあるので問題文を読むのに6~7分、各問を2分で解いて10分、というのが理想だ。

 自分はどこにどれだけ時間がかかっているのか、ストップウォッチなどで計ってみよう。問題文を読むのに時間がかかっている人は、すべてを均等に読むのではなく、要点部分をしっかり、それ以外を流して読む〝メリハリ読み〟を心がけよう。

【A】〝メリハリ読み〟で時間短縮。28分を目安に評論を解く



【Q】解答の根拠は必ず傍線部の近くにある?

 問題文を読み進め、傍線部があったら設問を確認し、傍線部の周辺を読み込んで解答の根拠を探る。もちろんこれが基本だが、ときには少し離れていることもある。過去に、「傍線部Aの解答根拠が、次の設問の傍線部Bよりも先にある」ということがあり、正答率は非常に低かった。傍線部の前後を読んでも答えが得られなければ、迷うことなくリサーチ範囲を広げてほしい。また、傍線部より後に根拠が来る問題の正答率が低い傾向がある。「A(結果)なぜならばB(原因・理由)」という理由説明のパターンを見抜けるようにしておこう。

 また、過去問演習の際には、設問の表現、例えば「なぜ~なのか?(理由)」「~とはどういうことか?(内容説明)」「~は何を指しているか(指示内容)」にも注目し、出題意図やパターンを分析的な視点で見ていくことも重要だ。

【A】直前・直後とは限らない! 後ろに来るパターンにも注意



【Q】難問で行き詰まって、失敗しないためには?

 センター国語では、ときに私たち予備校講師の間でも意見が分かれるような問題が出る。特に、「8つの選択肢から2つを選ぶ」といった内容合致問題の場合、1つはあきらかだが、もう1つが難解…というパターンが多い。前に述べたように、センター試験では、わからない問題には時間をかけないのが鉄則なので、こうしたケースに出くわしたときは、思い切って切り捨ててしまうのが得策だ。答えがあきらかなほうの1つを選べれば、失点は最小限で済む。

 特にセンターの現代文は時間をかければ解ける問題ではあるが、時間をかけて解く際の解き方と、制限時間内に解く際の解き方は異なる。難解な問題に時間を割くべきか否かを見極める力をつけるのも、これから60日間にやるべきタスクの一つなのだ。そのためにも、過去問演習の際は、各設問の難易度予想を実践してほしい。

【A】問題の難易度を見極め、判断する力を磨こう



【Q】2次対策をしておけば、センター対策は不要?

 学校の先生の中には、2次試験対策をしておけばセンター試験対策は不要…という指導をする方もいるようだが、その考えは改めてほしい。センター試験は、短い時間で大量の文章(問題文・選択肢)を読み、解答するという点で、2次試験で求められている国語力・読解力とはまた別の力が必要になる。だから、そうした力を身につけるための特別な訓練が不可欠なのだ。

 2次試験は、やはり長い時間勉強している分、浪人生が強い。そのため現役生にとっては、センター試験が勝負になる。そこで高得点をとって逃げ切れるかどうかが、合否を左右するのだ。2次試験の対策は、もちろん秋までにある程度やっているということが前提だが、センター試験が終わってからでも遅くはない。どうかセンター試験を甘く見ることなく、しっかりと対策をして臨んでほしい。

【A】センター試験に特化した訓練が高得点を可能にする



あと60日! センター完全攻略への to doリスト

□ 2次試験対策は一時休止! センター試験対策に専念する
□ 最良のテキスト・過去問を対策の軸にする(予想問題集は不要!)
□ 1週間で同じ過去問を3回解き、セルフレクチャーで弱点を攻略
□ 難しい問題にチェックを付け、難易度の見極め力を身につける
□ 問題文の“メリハリ読み”トレーニングでスピードアップを図る
□ 2日に1題、1回30分の過去問演習&音読で漢文を得点源にする
□ 現代文に時間を確保する解答順序&時間配分の戦略を立てる
□ 残り30日からは4問通して75分で解き、実戦感覚を磨く

東進ハイスクール 板野博行

東進ハイスクール、東進衛星予備校国語講師。京都大学文学部国文科卒。『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)は受験生から圧倒的な支持を受けるベストセラー。近著に『勉強の鬼原則』(大和書房)がある。



この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

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