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センター数学【志田晶】 徹底攻略 Q&A

  • センター完全攻略!あと60日で目標点を突破する![英語・数学・国語]
  • [2016/11/18]

センター試験で目標点を突破できるかどうかは、残り60日の対策をどう行うかにかかっている。
そこで、英語・数学・国語の主要3教科について、センター試験を知り尽くす3人の先生方に成否のカギを握る最重要ポイントを教えてもらった。

【Q】予想問題集は難しく感じる…それでもやるべき?

 予想問題集は必ずやらなければならないものではない。余裕のある人だけでいい。取り組む順番としては、過去問の後だ。また、出版社によって難易度は異なるので、どれを使うかは先生などの意見を参考にするといい。ちなみに、模擬試験を実施している大手予備校の問題集は、前年までの模試の問題を流用していることが多いので、難易度は比較的安定している。

 どの問題集もセンター試験より難易度がやや高めのことが多いので、60分通しで解く場合も大問別に解く場合も、得点はあまり気にする必要はない。あくまでも過去問対策の補充程度と考えておこう。分野別対策に使う場合は、特に現行課程で過去問が少ない分野(データの分析、整数、条件付き確率、3次関数の面積など)の問題演習に有効だ。2種類ほど買って特定分野だけを集中的にやると、より効果的だ。

【A】余裕がある人だけでOK! 過去問演習の補充と考えよう



【Q】見慣れない問題が出たら、どう対処すればいい?

 対処法は二つ。後回しにするか、粘って考えるか。後回しにするのは勇気がいるが、時間がかかりそうなときは飛ばしたほうが安全だろう。残り時間と経験則から判断することになるので、過去問演習や模試での経験がものをいう。

 粘って考える場合は、まずは問題文の意味を読み取ることが第一だ。斜め読みではなく、条件や状況を丁寧に探っていこう。次に、自分が過去にやったことがある問題で似たような問題がなかったかを考えてみる。センター試験では、教科書を大きく逸脱する内容が出題されることは考えられず、過去に経験したことのある問題が形を変えて出題されていることがほとんどだ。そこに気づくことができれば、突破口は開ける。いずれにせよ、このような問題は皆が解ける問題ではないので、焦らずに、ピンチをチャンスに変えるつもりで頑張ってほしい。

【A】似たところのある問題を思い出し、突破口を探れ!



【Q】いつも解答時間が足りない。時間短縮術が知りたい!

 センター試験は時間が肝。解答時間を短縮するためには、問題文を素早く理解する「読解力」と速く計算する「暗算力」が必要になる。

 このうち暗算力は、訓練をすれば比較的短期間で伸ばせるので、この時期にオススメだ。まずは、いつも紙の上でやっている計算を頭の中でやる訓練をしてみよう。使うのは、整数係数の連立方程式、2次方程式、3次式の因数分解、簡単な定積分、等差・等比数列などの簡単な問題だ。頭の中だけで解く練習を毎日10分ずつ2週間続けたら、実戦へ。問題を解く際に、普段より数行少なく済ますよう意識しよう。省略しすぎると計算ミスをするので、慎重に。

 なお、読解力を短期間で伸ばすことは難しいが、さまざまな典型問題に当たってたくさんの問題をこなすことで、似たパターンの問題に当たる確率を上げ、スピードアップを狙える。

【A】毎日10分×2週間の訓練で、暗算力を高めて時間短縮!



【Q】今後は個別試験対策とのバランスをどうすればいい?

 文系の場合、出題範囲は同じなので、バランスをそれほど意識する必要はない。難関大志望者は、12月中旬くらいまでは1:1で勉強し、その後はセンター試験対策に切り替えよう。ただし、センターに苦手意識のある人は、もう少し早めに切り替えたほうがいいだろう。

 一方、理系の人は数学Ⅲがあるので、注意が必要だ。センター試験対策に完全に切り替えてしまうと、数Ⅲの感覚が鈍り、取り戻すのに時間がかかる。文系と同様に12月中旬くらいにセンター対策に切り替えていいが、数Ⅲの計算問題(極限の計算、グラフを描く、積分の計算)を1日2~3問程度、時間にして15分程度はやったほうがいいだろう。数Ⅲの計算力はセンター試験にも役立ち、マイナスにはならない。また、東大・京大や医学部志望の人は、12月末までは個別試験対策を中心に勉強しよう。

【A】数Ⅲの感覚の鈍りに要注意!理系は個別試験対策を並行すべし



あと60日! センター完全攻略への to doリスト

□ 教科書の公式をチェックする(参考書の表紙にある“まとめ”を活用!)
□ 教科書の基本例題をチェックする(理解不足は付箋で印!)
□ 疎かになりがちな「データの分析」の計算練習をする
□ ミスしやすい計算(Σ計算、積分計算、内積の計算など)の再確認をする
□ これまでに受けた模擬試験の総復習をする
□ 数学Ⅱの積分の面積公式とその使い方をチェックする
□ 過去問(本試験・追試験)の最近2年分を60分で解く
□ 過去問の旧課程分(~2014年)を分野ごとに演習する

東進ハイスクール 志田晶

東進ハイスクール、東進衛星予備校数学講師。大学院生時代に教壇に立って以来、幅広い学力層より圧倒的な支持を得ている。『改訂版 センター試験 数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)など著書多数。



この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

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