page_top

【地学】地学現象の基礎知識を確認し、総合問題を解く応用力を磨く

  • [13科目別] [ストップ!伸び悩み!!]秋からの学習ポイント総まとめ
  • 河合塾講師 田中 理代 先生
  • [2016/9/29]

2学期からの受験勉強は、これまでの基礎中心から得点力を高める実戦的な学習にシフトする必要がある。
ここでは「英語・数学・国語」に引き続き、実戦力養成期にあたる9月中盤から12月に至る約3か月間の「理科&地歴公民」の学習戦略についてアドバイスする。
また、受験勉強も後半戦に入ってくると基礎固めが終わらず勉強は継続してやってきているのに成績が伸びず、自分の学習法に戸惑いを感じる受験生も少なくない。
そこで、科目別に典型的な伸び悩みのケースをいくつか挙げ、何が原因で得点力の向上を阻害しているのか具体的な解消のためのアドバイスも贈る。

秋からの学習総まとめ

地学現象の基礎知識を確認し、
総合問題を解く応用力を磨く


 2学期は、まず夏休み終了の時点までにどのぐらい基本知識が定着したかを確認することから始めよう。教科書の重要語句や図が理解できているか、知識を実際に問題でどのように生かせるかは、各分野に分かれたマーク問題集が役に立つ。そのとき、重要なポイントや記憶が不正確だった部分、忘れていた箇所は、教科書で確認して、カードやノートに書き出しながら進む。カードは、自分が重要と思われることを書き加えて、試験当日まで手元で育てていきたい。実戦力は数多くの過去問で確認したいが、新課程の過去問は2年分しかないので、それに準じた模擬試験を利用するとよい。全範囲を見渡して、総合的な問題に取り組むとよい教材となる。問題を解くときは、すべての選択肢に目を通し、一つずつ検証していくことで、確実な得点力を身につけることができる。

秋からの学習ポイントはココ!

■ マーク問題集を利用して基本事項を徹底チェック
■ 疑問・誤答・重要事項をカードなどにまとめる
■ 過去問・1年分の模試で総合力・実戦力をつける

2月期学習のフローチャート

各分野をマーク問題集で確認し
過去問と模試で総合的に完成!


①マーク式問題集で各分野の基礎知識の確認を行う。短期集中して取り組み、 2週間ほどで1冊仕上げるつもりで、総合的な問題を解く土台を完成させる。
②マーク問題集で間違ったところ、重要なポイントや記憶が不正確だった部分、忘れていた箇所は、教科書で確認して、カードやノートに書き出し、オリジナルカード(ノート)を作成していく。このカードは、過去問や模試を解いたときにも書き加えて完成させていく。
③いよいよセンター試験の過去問に挑戦する。正確に時間を計って、時間配分を意識しながら解いていこう。
④これまでに受けた模試をもう一度解き直す。模試は1年を通して全範囲が網羅されているので、できれば1年分を解くことが望ましい。

ケース別徹底指導! 伸び悩み解消アドバイス

Q Case1
わかったつもりでいたのに模試の
偏差値が下がって不安です。

A 偏差値に惑わされずに
知識の穴を埋めていこう


 地学は、夏以降に本格的な勉強を始める人も多いので、これまで通りの学習では偏差値が徐々に下降傾向になるのは当然です。でも、偏差値なんかに惑わされてはいけません。模試で間違った部分は「よかった! 本番でなくて!」と考え、弱点をどんどん補強していきましょう。また、問題文や選択肢を省略して流し読みしてはダメ。問題文の中には、ヒントや答えが詰まっています。それを見逃さないよう、しっかり問題を読む訓練をしておきましょう。

Q Case2
計算問題が特に苦手で、
数字にひるんでしまいます。

A 単位や指数に注意して、
実質的な演習を重ねよう


 地学基礎では、緯度と距離の関係、エネルギー量、 太陽定数などの問題や、グラフから読み取った数値を用いた計算がよく出題されます。長さ・面積・体積の関係、距離・速度・時間の関係をしっかりと把握し、指数計算、比例計算に慣れておきましょう。解答の単位もヒントになります。途中の計算式を省略しないで書き出し、 普段から、 面倒な計算にも慣れておきましょう。地学では、定番の問題の解法パターンを繰り返し演習して自信をつけておくことです。

Q Case3
図の読み取りが苦手で、見慣れない
図が出るとパニックになります。

A 問題文や注釈などから
図の意味を読み取ろう


 センター試験では、図やグラフが多く用いられます。定番の図はもちろんですが、時折、見慣れない図も出題されます。しかし、 見慣れない図やグラフが用いられているときは、 必ず、 問題文や注釈に丁寧な解説がついていると思って、 特に丁寧に問題を読んでみましょう。難しそうに見えて、案外と基本の知識だけで十分に解けることが多いのです。普段から、 図やグラフを自分で描いて、図中の線や数値、単位などの意味を把握しておくことも大切です。

伸び悩み解消のための学習チェック!

この記事は「螢雪時代(2016年10月号)」より転載いたしました。

蛍雪時代

螢雪時代・7月号

国公立大&難関私立大合格!のために読む雑誌

先輩合格者の「合格体験記」、ベテラン予備校講師の「科目別アドバイス」をはじめ、センター試験関連情報 や大学入試の分析&予想など、お役立ち情報満載の月刊誌。志望校・合格へあなたをサポートします。

「螢雪時代」のご案内は、こちら

[13科目別] [ストップ!伸び悩み!!]秋からの学習ポイント総まとめ 記事一覧

記事一覧に戻る

科目別 予想と対策 記事一覧

科目別 予想と対策 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中