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東京農業大学 「食と農」の博物館…「見る・聞く・触る」 をコンセプトとした体験型博物館。食と農と環境がさまざまな展示とイベントで学べる

  • 《知の冒険の始まり!》 「ユニバーシティ・ミュージアム」に行こう!
  • [2015/6/1]

ユニバーシティ・ミュージアムは、大学を創設した先人たちの遺品、研究活動の過程で収集されたモノ、テーマに沿って集められたり創作されたりした資料や作品などが収集・展示されている大学の顔。訪ねれば、大学がどのようにしてでき、どのような研究や教育を行って今に至っているか、地域とどうつながってきたかなどがわかるようになっている。
 大学を知りたければ、ユニバーシティ・ミュージアムを訪ねよう。展示されているモノに触れ、映像を見、職員や学生スタッフと話すことで、自分が飛び込もうとしている大学と学問の悠久の世界を垣間見ることができる。今号では、数あるユニバーシティ・ミュージアムの中から、建学と教育のルーツに触れることができるものを特集した。

東京農業大学 「食と農」の博物館

写真はすべて東京農業大学「食と農」の博物館提供
[基本データ]

▶所在地
〒158-0098 東京都世田谷区上用賀2-4-28
▶電話番号
03-5477-4033
▶開館時間
10時~17時(冬季は16時半まで)
▶休館日
月曜日(祝日の場合は火曜日)毎月最終火曜日
▶入館料
無料

「見る・聞く・触る」 をコンセプトとした体験型博物館
食と農と環境がさまざまな展示とイベントで学べる

 1891年に、私立「育英黌」農業科が設立されて以来、120年を超える歴史の中で培ってきた東京農業大学の研究や教育の実績を広く一般に公開し、社会に還元することを目的に2004年に開館した。個性的なデザインの4階建ての建物は隈研吾氏の設計によるもので、カフェと企画展示室が1階に、常設展示室が2階に、東京農大と連携する(財)進化生物学研究所が3・4階に入っている。

常設展示室に展示されているのは、日本の酒器、鶏の学術標本、古農具、村の古民家など。これらのうち、日本の酒器は、東京農大醸造科(現醸造科学科)の創設者住江金之氏が収集した、約220点あまりの杯や徳利などの酒器コレクション。稲作文化の発展と軌を一にしてきた酒造りの文化に込められた先人の知恵に触れることができる。

また、奥の壁面にずらりと280本の酒瓶(720ml~900ml)が並んでいる。これはすべて東京農大の卒業生が経営する蔵元で製造している銘酒を紹介したもの。日本全国の蔵元はこの半世紀で約5割強も減少し、現在1,600余となっているが、そのうちの約8割が東京農大卒業生の経営という。醸造文化への東京農大の貢献の大きさがうかがえる。

食の大きな部分を担っている鶏の学術標本コレクションもこのフロアに展示されている。鶏の先祖とされている野鶏4 品種に加え、天然記念物の指定を受けている16品種を含む日本鶏26 品種、外国種11種類、121体の剥製を見ることができる。

博物館に隣接した大温室(バイオリウム)も見逃せない。進化生物学研究所が世界中の熱帯圏から収集したキツネザルなどの希少動物や、アフリカや中南米の珍しい植物を見ることができるほか、ペットや植物の育て方をアドバイスする「生き物相談室」も設けられている。

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