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駒澤大学 禅文化歴史博物館…日本文化を理解するカギとされる禅と禅文化について、墨蹟や絵画、工芸品などを収蔵・展示

  • 《知の冒険の始まり!》 「ユニバーシティ・ミュージアム」に行こう!

ユニバーシティ・ミュージアムは、大学を創設した先人たちの遺品、研究活動の過程で収集されたモノ、テーマに沿って集められたり創作されたりした資料や作品などが収集・展示されている大学の顔。訪ねれば、大学がどのようにしてでき、どのような研究や教育を行って今に至っているか、地域とどうつながってきたかなどがわかるようになっている。
 大学を知りたければ、ユニバーシティ・ミュージアムを訪ねよう。展示されているモノに触れ、映像を見、職員や学生スタッフと話すことで、自分が飛び込もうとしている大学と学問の悠久の世界を垣間見ることができる。今号では、数あるユニバーシティ・ミュージアムの中から、建学と教育のルーツに触れることができるものを特集した。

駒澤大学 禅文化歴史博物館

写真はすべて駒澤大学禅文化歴史博物館提供
[基本データ]

▶所在地
〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
▶電話番号
03-3418-9610
▶開館日
10時~16時半(入館は16時15分まで)
▶休館日
土・日・祝 その他大学が定める日
▶入館料
無料

日本文化を理解するカギとされる禅と禅文化について
墨蹟や絵画、工芸品などを収蔵・展示

 駒澤大学禅文化博物館は、駒澤大学開校120周年記念事業の一環として、2002年に誕生した。駒澤大学は、曹洞宗の僧侶養成所、旃檀林(1592年設立)、曹洞宗大学林専門学本校(1882年設立)を起源とし、禅と禅文化に関する情報を発信している。

 禅宗は中国との交流から日本にもたらされ、様々な大陸の文化・文物を日本にもたらすと同時に、日本では禅文化とよばれる独自の文化を育むもととなった。博物館は、禅と禅文化について、禅僧の墨蹟や絵画、禅文化に関する美術工芸品・仏教美術など幅広い分野の資料の収蔵・展示を行っている。

 博物館の建物は、ライト風建築の第一人者で旧新橋演舞場などの設計で知られる菅原榮蔵によって1928年に図書館として建設され、その後は、学内の宗教行事などに使われてきた耕雲館(東京都選定歴史的建造物)とよばれる建物を利用。常設展示「禅の世界」と企画展示、大学史の展示が行われている。

 常設展示は、展示室AとBからなり、展示室Aでは、禅とは何か? をテーマに仏祖像、釈尊生涯のレリーフ、澤木興道老師坐禅像、「起きて半畳寝て一畳」と表現される禅僧の修行空間「単」などが部分展示され、天井のステンドグラスから差し込む光とあいまって、視覚的表現が難しい「禅」の象徴空間が演出されている。

 展示室Bでは、中国における禅の誕生と発展、日本への伝来などが展示される。特に、道元による日本曹洞宗の将来から瑩山による地方展開に至る曹洞宗の成立と展開、曹洞宗の二大経典とされる「正法眼蔵」及び「伝光録」を通した曹洞宗の思想、中世・近世・近代の禅僧と曹洞禅の歩み、臨済・黄檗を含めた日本の禅宗の法系・歴史、禅の影響によって生まれた日本独自の多彩な文化・芸術などを紹介している。

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