特集

平成20年 私立大入試展望

<20年私立大入試の変更点を総まとめ!>
首都圏では青山学院大・東京理科大、
京阪神では同志社大・ 関西学院大が大幅に入試改革!

  全国のおもな私立大の20年入試変更点のうち、志望動向に影響しそうなポイントをピックアップした。全体に、センター試験を利用した新方式導入が多い。特に、青山学院大・東京理科大・関西学院大などの入試改革が注目される。


一般・セ試併用型、全学部日程、セ試利用の募集回数増が目立つ

 「螢雪時代」編集部では、全国の大学から20年入試の概要を掲載した「入試ガイド」を集めた。その中から、全国各地区で志願者数の多いおもな大学について、19年に比べ大きく変更され、志望動向に影響しそうな注目ポイントをピックアップ。センター試験(以下、セ試)を新規に利用する大学・学部については、すでに8月号で入試科目等の特徴を掲載したので、それ以外の変更点を紹介する。
 文中、学部・学科名は原則として略称とし「学部(学科)」のように記載。入試方式・日程等も略記し(例:セ試利用入試前期→セ試前期)、変更点は「19年→20年」で表記した。また、誌面の都合上、学科単位の変更や、前年とあまり変更のない大学については、原則として割愛した。
 受験生には、「螢雪時代・9月号」の付録『平成20年全国私立大学入試科目・配点一覧』とあわせ、自分の志望校の入試について把握し、効率的な受験対策や併願作戦をたてよう。詳細は各大学の入試ガイドや募集要項を必ず取り寄せ、しっかり確認してほしい。
 20年私立大入試は、全体的には一般・推薦ともに、大学受験生数の減少に伴い志願者減、そして易化が見込まれる。ただし、大都市圏の難関総合大学、いわゆる“ブランド校”における新増設や入試改革は、さらにブランド力を高め、志願者増や難化につながるとみられ、人気度・難易度ともに「2極化」が進むことになろう。
 全体的に、入試科目の増減や変更よりも、新方式の導入や日程の細分化が多くみられる。特に、一般・セ試併用型、全学部日程入試の導入や、セ試利用入試の募集回数の増加が目立つ。


<北海道・東北>
◆東北学院大で全学部型日程を導入、北海道医療大でセ試利用を複線化。

●札幌大  
経営・法で募集人員を次のように変更。A日程=経営135人→103人・法102人→95人、B日程=経営9人→25人・法8人→20人、セ試前期=経営24人→35人・法25人→30人、セ試後期=経営7人→15人・法8人→15人。

●北海道医療大  
セ試前期で2科目型のBを導入(従来の3科目型はAに)。募集人員のA・Bの配分は、薬15・10、歯10・8、看護福祉12・8、心理科学12・8。

●酪農学園大  
セ試利用入試で後期を新規実施(募集回数1→2回に増加。以下同じ)する。

●東北学院大  
一般前期で、全学部同一試験日の「全学部型」(3科目)を導入。学部単位の募集人員は、文64人・経済〈昼〉156人・経済〈夜〉16人・法66人・工76人・教養85人。入試科目・配点等は、従来日程(学科分割型)と同じ。

●東北薬科大  
(1)一般前・後期で、青森・盛岡・水戸に学外試験場を増設(4→7会場)。(2)薬学科(6年制)の指定校推薦枠を40人→55人に拡大し、一般前期を135人→130人、公募推薦を90人→80人に削減。


<関東・甲信越>
◆法政大・桜美林大で航空機パイロットの養成課程を新設予定!

●獨協大  
セ試利用I期で、外国語・法・経済が2教科型、国際教養が4教科型を新規実施する。

●青山学院大  
(1)総合文化政策・社会情報の2学部を新設し、経済で現代経済デザイン学科を増設予定。一方、経済・経営の2部(夜間部)を廃止する。(2)文でセ試利用を新規実施。(3)法・理工でセンタープラス方式(セ試〈法1科目、理工2科目〉+個別2科目)を導入。(4)法・経営・国際政治経済・理工でセ試後期を導入。(5)法のセ試前期で3教科型を導入する一方、経済の一般入試でC方式(英語・小論文)を、経営のセ試前期で4教科型を廃止。(6)国際政治経済(3学科で構成)で、2科目型(英語、地歴・公民から1)の「学科同時エントリー方式」を導入。出願時に希望学科を第1〜第3志望まで申請、得点上位者から合格学科を決定する。

●亜細亜大  
(1)C方式を「地域別試験→全国試験」に改称、1回の受験で複数学部が併願可能になり、受験料割引制度も導入する。(2)B方式(セ試前期)で、配点を「国語100点→200点、選択科目100点→200点、外国語200点(国際関係は250点)」に変更。

●桜美林大  
(1)セ試利用入試の募集回数を2→3回に増やす。(2)一般I期・II期で学群統一方式を導入。同日実施の同一試験(I期3科目、II期2科目)で、複数学群への出願が可能。(3)航空機パイロット養成の「フライト・マネジメントコース」を増設予定。

●慶應義塾大  
共立薬科大を合併し、薬学部を新設(6年制の薬と、4年制の薬科学の2学科)。旧課程(4年制:現3年次以上が在籍)の2学科も同時に統合する。薬では20年度の公募推薦を取りやめ、一般入試で後期を廃止し募集人員を「薬110人→140人、薬科学20人→15人」に変更、セ試利用の出願締切をセ試本試験日の前→後に繰り下げる。

●駒澤大  
(1)医療健康を除く6学部で、全学部統一日程を導入。入試科目は6学部共通(3科目)だが、同一日の複数出願はできない。(2)文で3月入試(3科目)を新規実施する。(3)経営で「市場戦略学科」を新設予定。

●芝浦工業大  
(1)システム工に生命科学科を増設予定。(2)工(電気工・土木工)でAO入試を導入。(3)一般前期・全学統一日程の試験場を新潟・大阪に増設する。

●上智大  
理工で学科再編を予定。5学科(機械工、電気・電子工、数学、物理、化学)を3学科(物質生命理工、機能創造理工、情報理工)に統合する。

●成蹊大  
全学部日程入試のE方式を導入する。経済・法・文は「国語・英語」、理工は「数学・英語」の2科目型で、文系3学部の間では同時併願が可能。また、学外試験場を池袋に設置する。

●専修大  
(1)スカラシップ・地区入試を導入。合格者に対し4年間の授業料等を免除、自宅外通学者には奨学金60万円も支給。(2)2部(夜間部)受験者が対象の「2部スカラシップ入試」を新規実施。合格者に対し4年間の授業料等を免除、自宅外通学者には奨学金30万円も支給。(3)一般入試の英語・国語・日本史・地理を全問マークシートに変更。

●中央大  
(1)理工で生命科学科を増設予定。(2)学外試験場を首都圏(さいたま・横浜)に増設する。また、総合政策の一般・セ試併用型、法・商の一般入試で学外試験場(8会場)を新設する。(3)経済・商のセ試単独方式で3教科型を、また経済でセ試単独後期(4教科型)を新規実施する一方、文で一般・セ試併用型を廃止する。(4)商で「フリーメジャー・コース」を新設(100人)。出願時ではなく、入学手続後に所属学科(仮所属)を指定でき、さらに2年次進級時に再選択可能。

●東海大  
(1)北海道東海大・九州東海大を統合し、国際文化・生物理工・芸術工・総合経営・産業工・農・情報通信の計7学部を新設。学部数(20学部)では日本最多となる。(2)一般1期→A方式、一般2期→B方式に名称変更。(3)B方式(2月末実施)を、文・政治経済・法・教養・総合経営・産業工・農で新規実施。3教科受験の高得点2科目判定で、従来から実施の理・情報理工・工・開発工・海洋も含め、受験科目が同一グループ内(文系または理系)であれば、同一日に3併願まで可能。

●東京経済大  
(1)前期2教科型で、試験場を新潟・横浜・千葉(津田沼)に新設。経済・経営で前期2教科型を新規実施。(2)特待生(一般入試・セ試利用入試の成績上位者対象)の人数を160人→276人に増やす。

●東京女子大  
(1)セ試利用で3月募集のB方式後期を新規実施。学科により2〜4科目を課す。(2)セ試併用型のC方式を、文理(哲学・日本文)・現代文化(地域文化・言語文化)の計4学科で新規実施する(19年は文理‐数理のみ実施)。個別試験は学科により小論文または面接。B方式後期と同時出願できる。

●東京理科大  
(1)全学の昼間学部で、C方式(全学部統一入試)を導入。セ試2科目(国語・外国語)+独自試験2科目(数学・理科。全マークシート。学科により数学のみも可。経営は数学のみ)で合否判定する。独自試験は従来のB日程とは別日程で、全学部・学科同一日の共通試験。数・理の選択科目にもよるが、2学科まで併願可。また、学外試験場を首都圏(さいたま・横浜)に設置する。(2)一般B方式の試験会場も、さいたま・横浜に増設。(3)工2部でC方式(セ試2科目+小論文)を導入、理2部・工2部で指定校推薦を導入。一方で、理2部の定員を縮小(480人→360人)し、基礎工240人→300人・工1部400人→450人に移行する。

●東洋大   
(1)文(教育)で初等教育専攻を増設予定。(2)セ試利用のB方式を次のように変更。工・国際地域・生命科学で前期ベスト2型を、経済で中期を、国際地域・経済2部・法2部で後期を新規実施。(3)一般C方式(3科目受験の高得点2科目判定)を社会・工・ライフデザインで導入。(4)生命科学で3月入試を新規実施する。

●日本大  
(1)生物資源科学でセ試利用のC方式を新規実施。(2)法で3月募集のA方式3期、文理の理系6学科でA方式2期を新規実施。(3)経済のA方式を全マークシートに変更。(4)薬の一般入試で、仙台・名古屋・福岡に地方試験場を新設。(5)工のセ試C方式で2期を廃止し、1期で5教科型を導入(従来は3教科型のみ)、一般・セ試併用のCA方式(セ試1科目+個別1科目)を新規実施する。

●法政大  
(1)グローバル教養学部を新設、工学部を理工・生命科学の2学部に分割する。(2)理工(機械工)に航空機パイロット養成の「航空操縦学専修」を新設予定。選抜方法はセ試利用のみで「セ試=3教科4科目、個別=書類審査・面接・操縦適性検査」を課す。(3)社会・国際文化・グローバル教養以外の11学部で、セ試利用後期を新規実施。(4)T日程で国際文化が3→2科目に負担減、情報科学が小論文を除外する。

●明治大  
(1)国際日本学部を新設予定。(2)全学部統一入試で、試験場を大阪・広島に増設する。(3)商のセ試利用前期で、3科目方式に加え4科目・6科目方式を新規実施する(3方式間の併願も可)。

●武蔵大  
(1)経済・社会(社会)でAO入試を新規実施。(2)2教科型の全学部入試を導入する一方、経済・人文・社会の3学部で一般・セ試併用方式を廃止。

●武蔵工業大  
(1)工に原子力安全工学科を増設予定。(2)知識工で公募推薦を新規実施。(3)全学部統一入試を新規実施。1回の受験で最大3学科まで出願可。

●立教大  
(1)異文化コミュニケーション学部を新設予定。コミュニティ福祉にスポーツウエルネス学科を増設予定。(2)全学部対象のスポーツ推薦「アスリート選抜入試」を導入。(3)理が全学部日程に新規参加する。

●立正大  
(1)地球環境科学・経済でAO入試を導入。(2)文でセ試後期を新規実施し、前・後期とも英語リスニングを追加。(3)法のセ試中期が2→3科目に変更。

●早稲田大  
(1)教育に小学校教員養成課程の「教育学科初等教育学専攻」を新設予定。(2)政治経済の一般入試の学科別募集人員を「政治165→150、経済215→200、国際政治経済70→100」に変更する。

●神奈川大  
工のセ試前期を4教科5科目→3教科4科目に負担減。


図1 「一般・セ試併用型」入試の例  図2 全学部日程入試の例(駒沢大)


<北陸・東海>
◆愛知大・名城大で一般・セ試併用型、愛知学院大でセ試II期を導入

●金沢工業大  
(1)バイオ・化学部を新設予定。情報フロンティアを改組(工の一部学科を移行)し「情報学部」を設置する。(2)全学部で女子特別選抜を新規実施。(3)一般入試を「前・中・後期→前期A(S1方式・T方式)・前期B(S2方式・K方式)・後期S2方式」に細分化。(4)セ試利用入試で中期日程を廃止。

●愛知大  
(1)一般・セ試併用のセンタープラス方式(セ試2科目+個別1科目)を導入。個別試験は全学部とも同一日に行う。(2)現代中国でAO入試を導入。

●愛知学院大  
セ試利用入試で、2科目型のII期を新規実施する。歯のみ個別試験(面接)を課す。

●金城学院大  
現代文化・人間科学でAO入試を新規実施。

●椙山女学園大  
19年開設の教育で、セ試利用入試を新規実施。セ試のみで6人、一般・セ試併用(一般A2科目+セ試1科目)で26人を選抜。また、一般Bで2教科型を導入。

●中京大  
(1)国際教養学部を新設予定。(2)文・国際英語・現代社会・法・経済・経営・総合政策の一般後期で、3教科型のA方式を廃止し、2教科型(旧B方式)に統一。情報理工の一般後期を2→1科目に軽減。(3)情報理工の数学の出題範囲に数学Cを追加(従来は数学I・II・III・A・B)。(4)セ試利用後期で、全学部の3教科型・5教科型を廃止(4教科型は継続)し、情報理工・生命システム工を除く9学部で2教科型を新規実施する。

●中部大  
(1)現代教育学部を新設予定。(2)全マークシートのM方式(3科目型)を「A・B方式マーク」に改称し、2科目型のB方式を新規実施する。

●名古屋外国語大  
(1)外国語に英語教育学科を増設予定。(2)一般I期で、一般・セ試併用型の「プラスセンター方式」を導入する(セ試2科目+個別:英語)。(3)I期B方式で試験会場を富山・大阪に増設、神戸を廃止する。(4)セ試後期を3→2科目に軽減する。

●南山大  
人文(心理人間)でAO入試を導入。

●日本福祉大  
既設学部を改組し、健康科学・子ども発達・国際福祉開発の3学部を新設予定。

●藤田保健衛生大  
(1)附属短大を廃止し、衛生(4学科)を「医療科学部(6学科)」に改組する予定(臨床工・医療経営情報の2学科を増設)。(2)医療科学で一般後期を新規実施。

●名城大  
(1)農・薬以外の6学部で、一般・セ試併用型のF方式(セ試3科目+個別1科目)を導入。(2)理工で全マークシートのM方式を新規実施する。


<関西>
◆同志社大・関西学院大で試験会場を各5都市に増設!

図3 試験会場の全国展開(同志社大の例)

●京都産業大  
(1)コンピュータ理工学部を新設予定。(2)外国語に「国際関係学科」を増設予定。(3)一般・セ試併用のAC方式を、3科目型のA・AS方式と同日実施に変更(19年は2科目型のB方式と同日)。(4)A方式の配点を均等配点(各100点の300点満点)に統一する(従来は経済・経営・法・文化が国・英重視、外国語が英語重視の傾斜配点)。

●同志社大   
(1)生命医科学・スポーツ健康科学の2学部を新設予定。工を「理工学部」に改組・再編する。(2)政策で夜間主コースを廃止。(3)従来の工B方式をもとに、全学部日程(理系)を新規実施する。理工・文化情報・生命医科学・スポーツ健康科学が対象。(4)理工の全学部日程・個別日程で、類似分野の学科(学部で指定)について、同一試験日の第2志望が可能になった。(5)学外試験場を高崎・静岡・米子・松山・鹿児島の5都市に増設(全学部日程のみ実施)、札幌・仙台を全学部日程のみ実施に変更(従来は学部個別日程も実施)。

●立命館大  
(1)生命科学・薬の2学部を新設予定。(2)映像でセ試利用を新規実施。(3)文・法・経済・経営・産業社会・政策科学のセ試併用入試(一般・セ試併用)で5教科型を導入。(4)経営・情報理工・生命科学で、セ試利用の7科目型を導入する。

●龍谷大  
セ試利用前期の募集人員を、全学で148人→264人に増員し、成績上位者(全学で計82人)に対して入学後2年間(1〜2年次)の授業料を支給する特待生制度を導入する。

●大阪工業大  
一般・セ試併用型の前期AC日程・BC日程を新規実施(ACは全学部、BCは工・情報科学)、セ試3科目(知的財産は2科目)+個別3科目で合否判定する。それぞれA日程もしくはB日程に出願する場合のみ同時併願でき、単独での出願はできない。

●関西大  
(1)一般入試の名称を「S・S2日程→全学部日程、A・D・E日程→学部個別日程、後期B日程→後期日程」に変更。(2)文・政策創造で漢英方式(旧:文D日程。漢文・英語の2科目型)を導入(文20人・政策創造10人)。(3)文の全学部日程で国数方式(2科目型)を導入(10人)。(4)セ試中期(一般・セ試併用)の実施方法を、全学部日程の学部指定科目の利用に変更(従来は個別試験を別日程で実施)し、募集人員を文10人→20人、社会20人→40人、システム理工30人→55人、環境都市工25人→33人、化学生命工25人→40人に増員、政策創造で新規実施(10人)する。(5)システム理工・環境都市工・化学生命工で公募推薦を新規実施。

●関西外国語大  
(1)公募推薦・一般入試の英語で、リスニング(10分)を新たに課す。(2)外国語(英米語)で、英検準1級などの取得者対象の「英語特技入試」を導入。

●近畿大  
(1)文芸で「英語多文化コミュニケーション学科」を増設予定。(2)前期B日程で、法・経済・経営・理工・工・生物理工・農の7学部に「高得点科目重視方式」を導入する(高得点科目を自動的に2倍して合否判定)。(3)生物理工で、専門・総合学科対象の推薦入試と、一般・セ試併用のPC方式後期を新規実施。また、一般入試の全日程で数学に代えて国語選択が可能に。(4)法・経済・経営のC方式前期(セ試利用)を4→3科目に負担減。

●桃山学院大  
(1)文を「国際教養学部」に改組予定。(2)一般前期B日程で、3教科型を廃止し2教科型に統一。

●関西学院大  
(1)「人間福祉学部」を新設予定、一般入試はF方式(3科目)に加え、2科目のA方式英語・国語型を実施する。(2)一般入試で「関学独自方式」を、F・A方式と別日程で新規実施。入試方法は4タイプあり、法・経済・商・人間福祉で英語・数学型、神・総合政策が英語・小論文型を導入。また、一般・セ試併用型(理工のみ19年から実施)を、神以外の全学部に拡大し、文系7学部で「セ試2科目+独自試験:英語」を課すセンター併用型〈英語〉を導入する(理工は同〈数学〉)。(3)文が一般入試の募集単位を「学科別→専修別」に細分化する。(4)社会でセ試利用3月を新規実施。文でセ試利用3月を10人→26人、社会でセ試利用1月を50人→67人に増員。(5)一般F方式の試験場を山口・大分・長崎・熊本・鹿児島に増設する。

●甲南大  
(1)「知能情報学部」を新設予定。(2)経営でAO入試を新規実施。(3)文・経済でB日程C方式(3月募集の一般・セ試併用)を新規実施する。(4)セ試利用のC日程を次のように変更。文が前期で2教科型・4教科型を、法が後期で2教科型を、EBA総合コースが前期を新規実施する。

●神戸学院大  
(1)公募制推薦で選考日を約2週間繰り上げる(19年11/25・26→20年11/10・11)。(2)栄養・薬で、一般・セ試併用型のAC・BC日程を新規実施。それぞれA日程もしくはB日程に出願する場合のみ同時併願でき、単独での出願はできない。

●武庫川女子大  
(1)公募制推薦で、調査書重視型を新規実施。(2)セ試利用入試を「一般入試D」に統合(3月募集のEを廃止)し、文・生活環境・薬で2教科型を新規実施する。


<中四国・九州>
◆西南学院大でセ試後期を新規実施。広島修道大‐経済科学でAO導入

●岡山理科大  
(1)一般前期で2科目型のSAB方式を導入し、一般・セ試併用のSAC方式を廃止。(2)一般後期の科目数を「3→2科目」に軽減。(3)AO入試の募集枠を全学で45人→60人に拡大。

●広島修道大  
(1)経済科学でAO入試を導入する。選考方法は講義理解力試験と面接。(2)人間環境で公募推薦を新規実施する(募集は10人)。(3)成績優秀者対象の入学試験スカラシップで、募集枠を拡大(30人→37人)。スカラシップ志願書による出願を廃止し、一般前期の全志願者が対象になる。

●松山大  
経済のセ試利用で後期を新規実施する。

●九州産業大  
(1)経済〈昼〉の一般前期(3科目)でB方式(最高得点科目を2倍)を廃止し、A方式(均等配点)に統合する。(2)経営のセ試前期でB方式(国語必須、ほか2科目選択)を廃止。(3)芸術で芸術工芸学科を廃止し、美術学科へ統合する。

●久留米大  
経済の一般入試で3月募集を新規実施する。

●産業医科大  
医の2次試験(学力検査)の試験会場を大阪に増設(学力検査合格者のみ、同校キャンパス〈北九州市〉で小論文・面接を受験)。

●西南学院大  
(1)神以外の6学部でセ試後期を導入。(2)経済で一般・セ試併用型を導入。「セ試2科目+個別(A・F日程)2科目」で合否判定する。(3)文の一般入試で英語のリスニングを廃止する。(4)経済で論文特別入試の募集人員を25人→15人に削減、出願資格に「外国語の評定平均値3.5以上」を追加。

●福岡大  
(1)理で、学科横断教育プログラムの「インスティテュート(社会数理・情報、ナノサイエンス)」を新設する。(2)推薦A方式の募集人員を、人文(教育・臨床心理)20人→30人、商175人→160人に変更。(3)商で一般後期を55人→40人に削減する。


◆学部・学科の新設では、医療・看護、心理、食物・栄養、教員養成系が目立つ

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