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トピックス

スポーツ科学、スポーツ健康、スポーツ経営など、
スポーツを核とした学部・学科の新設が続いている

   スポーツや健康への関心の高まりにともなって、大学でのスポーツ系学部・学科の新設が続いている。

   その火付け役となったのが、早稲田大が所沢キャンパスに開設したスポーツ科学部。人間科学部から独立するかたちで設置されたスポーツ科学部は、運動時の心身に関する医科学研究や栄養摂取、スポーツトレーニング法などの研究を行うスポーツ医科学科と、スポーツ文化やスポーツビジネスに関する研究を行うスポーツ文化学科の2学科を設置。数多くのトップアスリートも輩出して人気を不動にした。

   2008年は、同志社大がスポーツ健康科学部、関西学院大が人間福祉学部にスポーツに重点を置いた人間科学科を開設する。また、立教大もコミュニティ福祉学部にスポーツウエルネス学科を開設する。

   さらに2009年には法政大がスポーツ健康学部を、明治大も2009年以降のスポーツ科学部の設置を検討している。

   同志社大の「スポーツ健康科学部」は、京田辺キャンパスに設置。予防医科学 系の「健康科学コース」、運動科学系のトレーニング科学コース、社会科学系の「スポーツ・マネジメントコース」の3つのコースが設置される予定だ。

   立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科は新座キャンパスに設置。「健康運動」「スポーツパフォーマンス」という2つの視点から運動とスポーツを医科学的、人文・社会科学的に追究する。



「健康の世紀」を支える健康運動指導士など
健康・スポーツ分野の公的資格の整備進む

   大学で健康科学科などのヘルスサイエンスを探究する学科が次々とできるようになったのは、健康増進法などの法律が整備され、人材養成に展望が開けたことが大きい。

   病気をした人誰でもが経験することだが、人生でなにが一番すばらしいかという問いに、健康であることをあげる人が圧倒的だ。

   健康は肉体的だけでなく精神的にもいえることで、最近は精神的不健康に陥っている人が多いことが特徴だ。

   大学の健康科学科は、どうしたら健康な生活を送ることができるかを、肉体的・精神的に考えることを目的としている。医学・医療系と非常に近く、当然身体を動かすことで健康を維持することから体育科学・スポーツ科学と密接な関係がある。

   最近では、スポーツ福祉、スポーツプランニング、健康福祉、運動栄養など、より健康と運動、栄養、福祉などに特化した学科も出現している。

   こうした盛り上がりにかかわらずこれまでこの分野での公的資格は、保健体育の教員免許がほとんど唯一。指導員やコーチなどの資格は各競技団体の独自資格だった。

   健康運動指導士は、保健所や病院等で個々人の身体状況に応じた運動プログラムを提供したり、運動指導を行ったりする専門家で、4年制体育大学卒業者等に講習と試験を経て健康・体力づくり事業財団から与えられる資格だ。また、健康運動実践指導者は、フィットネスクラブやスポーツジムなどで個々人の身体状況に応じた運動指導に携わる。