
太平洋上で日本初の学位「学士(海洋学)」を授与
 東海大学は、去る3月23日、日本の南南東約2200キロメートルの太平洋上を航海中の研修船「望星丸」で洋上卒業式を挙行し、海洋学部を卒業する一部の学生に、日本で初めての「学士(海洋学)」の学位を授与した。
 同大学の海洋学部は、昭和37年に日本で初めて「海洋学部」という名称で設置された学部であるが、開設当時は文部省の規定に海洋学士という学士号がなく、これまでは学科によって「学士(工学)」、「学士(水産学)」、「学士(理学)」という学位を授与してきた。しかし、規定の改正や同大学の教育体制の整備により、開設当初からの理想であった「学士(海洋学)」の学位に名称を変更。3月25日の湘南校舎での学位授与式に先立って、海外研修航海に練習生として乗船している卒業生11人が日本で初めて、この学位を授かることになった。
 11人の卒業生たちにとって、晴れ渡った南洋の青空の下、日々訓練に励んだ研修船で学位記を受け取ったこの一日は、一生忘れられない思い出になったことであろう。
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