
いよいよ受験生になって、「これから勉強を頑張らなくては!」と意気込んでいる人に、自問してみてほしいことがある。それは「何のために受験勉強をするのか?」ということ。当然、その答えは「大学に合格するため」となるだろう。
とはいえ、どの大学でもよいわけではないはず。だれでも自分が「本当にここに行きたい!」と思える大学・学部の合格を手にして、後悔のない有意義な大学生活を送りたいと思っていることだろう。それならば、受験生として第一歩は、自分が本気で行きたいと思える志望校を考えることから踏み出してほしい。
そんな志望校が見つかれば、受験勉強の目的もより明確になり、学習意欲や生活態度は大きく変わる。けっしてラクではない受験勉強を続けていくためには高いモチベーションが必須。納得できる志望校の存在がその源となるのだ。加えて、早く志望校を決めれば、出題傾向に合わせた長期的な学習戦略で、受験勉強の効率を最大化することができる。
今すぐに受験する大学・学部を最終決定すべき、とまでは言わない。行きたい大学が変わることも当然あるはずだ。しかし、早くから志望校に対する高い意識をもっていれば、入学後にその大学が自分に合わないというミスマッチも防ぐことができる。まずは、「この大学に入るためなら、受験勉強を頑張れるかも…」と思える、現時点で最善の志望校を探してみよう。このあと、そのために注目すべき7つのキーワードについて、それぞれ解説していく。
この記事は「螢雪時代(2011年4月号)」より転載いたしました。