
英語(センター197点)
:まず最も大きかったのはラジオ英語を中学1年の時から毎日欠かさず聞いていたこと。これによりリスニング力がかなり付いていました。ただ漠然と聞くのではなく、自分でどんどん発音していくことでスピーキング・英作文の力も付くのです。また「ターゲット1900」や「解体英熟語」など市販の単語・イディオム学習テキストを通学の電車の中で繰り返しcheckすることで基礎体力をつけていきました。いまでも自分の英語力(現在TOEIC900点、TOEFL590点)の維持のためにラジオ英語を聞き、ターゲットを復習しているほどです。
読解に関しては文章の構文を見抜く力を身につけること。SVC,SVOなどの基本構文は勿論のこと関係代名詞の入った物など複雑なものであっても、構文さえ理解できれば英語は「読める」。受験英語は特にひっかけ的な構文が多いため、数多くの問題を解いて慣れておくことが必要です。一例をあげると・・・
問:次の文を和訳せよ。Fat people eat accumulates. (2分以内)
解説:この問題で(Fat people)を1くくりにして「太った人」と考えるとはまる。
そう考えると最後のaccumulatesが説明できない。良く見るとaccumulatesとsが
語尾についていることに気づく。実はこれは動詞accumulate(蓄積する)に3人称
単数現在のsがついたものであることに気づくと、主語が見えてくる。その前の3
単語のうち主語となれる単数名詞はFatしかない。実はこのFatという単語、
「太っている」という形容詞だけでなく、「脂肪」という意味の名詞にもなるのだ。
それがわかっていれば答えも見えてくる。実はこの文は、複文なんだ!
Fat (people eat) accumulates. =脂肪(人々が食べる)蓄積する。
解答:人々が食べる脂肪は蓄積する(体の中にたまる)。
僕が通っていたZ会東大マスターコースの最後の授業で出された問題です。英語が得意な僕ですらだまされました。大切なのは「見抜く力」です。
数学:(センター1A100点、2B67点)
これは言えることはただ1つ。ひたすら問題を解きましょう。自分の経験から言って、1問でも多くの問題をこなした人間の勝ちです。数学もある意味でパターンなので、本番で「ああ、この問題見たことある。解き方がわかる」となればしめたもんです。逆に本番で解き方がわからなくて手が止まっているようでは負けです。いわゆる公式も、単に暗記しているだけではダメです。どうやればその公式が導出されるのか、その公式が意味するものは何なのかを理解しておきましょう。
数学も数列・ベクトル・微積分・複素数などと様々な範囲があり、「全部はできないよ?」との声が聞こえてきそうです。でも逆に考えれば、それだけ範囲が広いぶん問題のタイプ・レベルは限られてきます。ベクトルを例にとれば、受験でもそれほど難しい問題は出題されていません。「この問題がベクトルで一番難しい」という問題に巡り会ってしまえば、それが難度の上限と認識して的を絞った勉強ができるはずです。逆に言えば、そのような問題に巡りあえないようなら、単純に勉強不足です。繰り返しになりますが、「その範囲で一番難しいと思われる問題=上限」にぶつかっておくことがポイントです。そうすれば「ああこれより難しい問は入試でも出ないだろう」と思えるので、ある程度は安心して勉強できるし、当日の試験にも臨めるでしょう。
国語(センター192点=現代文100点、古文42点、漢文50点)
:まずは基礎体力の強化につとめましょう。すなわち「漢字」「古文単語」「漢文の構文」など、受験生なら知っていて当然の知識をきちんと身につけていくことです。とくに古文・漢文は現代人にとっては外国語と変わらないので、しっかりと単語の意味を覚えておくことです。特に古文ではおなじ言葉でも現在とは意味がことなる単語が多いので要注意! 例えば「やさし」は優しいという意味ではなく、「優雅である」という意味です。このような現在とは意味が異なる単語を絡めた問題が受験ではひっかけ問題として数多く出題されます。本来の意味をきちんと覚えておき、「ひっかけ問題だけと気づいてる?」という出題者の意図をきちんと見抜いてあげましょう。単純にひっかかっているような人は勉強不足です。
そして読解ですが、もし時間があるのであれば本を読むことをお勧めします。国語はかなり個々人のセンスによるところが大きいです。本を多く読むことで、文章を読むスピードが向上するとともに主題を読みとるセンスが磨かれます。決して論説文に限る必要はなく、小説でもなんでも構わないと思います。問題を解くテクニックとしては、文章を読んだらいきなり設問を解き始めるのではなく、1回間をおいてその文章の主題をまとめてみましょう。時間があれば紙に書いてみるのがいいですが、なければアタマの中でまとめてみましょう。そしてその主題にそって解答していきます。こうすることで選択肢もかなり選びやすくなると思われますし、記述問題も主題にそった解答をすれば的を外すことはなくなるはずです。最初から完全に主題を短時間で正確に読みとることはできないと思いますが、いくつも文章を読んでそのたびに主題をまとめる練習をしましょう。主題をまとめずに問題を解き始めることは、羅針盤や地図も持たずに大海への航海に乗り出すようなものです。その危険性はわかりますよね!?
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