大学受験「旺文社パスナビ」トップ合格サポートトップ>“関関同立”入試問題/合格点突破への最重要ポイント

数学

関西私学の雄だけに
よく練られたやや高度な良問が並ぶ

難問は出題されないが、しっかりした
数学の力を見る出題方針に変化はない

 毎年、よく練られたしっかりした問題が出題されているが、標準レベルの問題集での演習を重ねていれば十分に対応できる。文理とも[1]が小問集合の穴埋め問題になっている。易しくはないが融合問題ではないので、数学に自信のある人には取り組みやすいだろう。[1]も含めてどの問題も難易にあまり差はないので解答手順には十分に留意しよう。今年は出題されなかったが、空間ベクトルがよく出題される。理系は数III、数Cのやや高度なもの、文系は数列、確率の出題が目立つ。枝問が3〜4題の大問が多いが、進むにつれて計算量が多くなるので、あまり深入りしないことも1つの道である。6割が合格ラインだということ頭に入れておこう。

【最終対策はこれが効く!】
●理系は空間ベクトルと数III、数Cの標準からやや難レベルを数多く解いておこう
●文系は確率と漸化式の融合問題の練習のために関関同立の過去問を解いておこう
●出題傾向がはっきりしているので、過去問を最低3年分はやっておこう

(1)
穴埋め問題と記述問題に
 難易の差はない

 [1]の穴埋め問題は記述問題とほぼ同じレベルの問題になっている。記述問題には部分点があるが、穴埋め問題にはないので、その意味ではかえって[1]に深入りすると落とし穴にはまってしまうことにもなりかねない。解き始める前に全問題に目を通し、ある程度解法を考えながら、これなら大丈夫だと思った問題から解き始めるといい。

(2)
出題傾向ははっきりしている
 十分に対策を立てておこう

 理系では空間ベクトルと数III、数Cからしか出題されないようだ。傾向がはっきりしているので、人と差をつけるために必要なのは計算のスピード、つまり計算力になる。数多くの問題演習をして、最後まで計算をやり抜く練習をしておくこと。方針が立ったからあとはいい……と、途中で止めてしまう人に計算力は身につかない。文系は広範囲にわたって出題されているが、確率と数列の出題頻度が高い。これも十分に対策を立てて練習しておこう。

(3)
記述問題も穴埋め問題の感覚で!
 ていねいに仕上げる時間はない

 国公立大の答案の採点は、かなり細かいところまでチェックを入れて点数化している。しかし、同志社大の試験時間では、ていねいに仕上げるには短すぎる。したがって、記述問題といえども穴埋め問題の感覚で答案を作成すればいい。特に、法学部の問題は、75分で完解するにはほとんど不可能なほど計算力を要求している。時間がかかりそうな問題はどんどん後回しにして解いていき、余った時間で後回し分をやればいい。