私の不得意科目は「地歴」でした。
どのくらい嫌いだったかというと…、高校3年の“文理選択”の時、すでに法学部に進学しようと決心していたのにもかかわらず、「地歴」から逃れたい一心で、本気で理系に行こうかと考えたくらいでした…。
でも、法学部にどうしても行きたかったので、1年間かけて克服しようと決心しました。
私の「地歴」嫌いの理由は2つ。
1つは「地歴」につきものの地図が嫌いだったから。もう1つは単純に「地歴」を勉強していなかったため、「地歴」がまったく分からなかったからでした。
第一の理由に対しては、1年間で根本的に解決することは無理だと思ったので、消極的解決策をとりました。まず、東京大学の二次試験では「地歴」が2科目必要ですが、地図からできるだけ遠ざかるため、「地理」を避けて「日本史」と「世界史」を選択しました。そして「日本史」や「世界史」を勉強する時も、どうしても必要という時以外、地図を見ないで勉強しました。地図を使った方が理解は深まるし、地図問題が出題される可能性もあったのですが、私としては地図から受けるストレスを回避することの方が重要だったのです。
けれども、正直言ってこの解決策はそれほど成功しなかったと思っています。やはり「歴史2つ」の負担はものすごいし、本番の東京大学の二次試験で地図問題が出題されて、私は痛い目を見ました。
次に第二の理由に対してですが、これはとにかく勉強あるのみ!ということで、先生探しから始めました。ちょうど「世界史」の先生で、自分に合う!と思える先生が見つかったので、ひたすら世界史を勉強しました。先生を全面的に信頼し、先生が覚えなさい、と言われたことは、とにかく書いて、次の授業までに暗記しておくようにしました。地図嫌いというハンデを克服しようと一生懸命でした。この結果、「世界史」が次第に分かるようになり、だんだんと好きになっていきました。単なる一問一答式の問題だけではなく、論述問題も解けるようになり、「地歴」を克服することができました。
私が「地歴」を克服できたのは、この人ならついていける!と思える先生を信じて、ひたすら勉強したからだと思います。また「ひたすら勉強」する時「地歴は苦手だから…」と思わないようにしたことも良かったと思っています。「病は気から」じゃないですけれど、苦手科目を意識しすぎないようにすることも重要だと思います。
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