大学受験「旺文社パスナビ」トップ>ベテラン先生からのアドバイス

ベテラン先生からのアドバイス-大学受験「旺文社パスナビ」


受験の2つの山を乗り切ろう!

千葉県立船橋高校/國分 陽一 先生


●センター試験を軽視しない

 いよいよ、新3年生もこの4月から本格的に受験に向けて動き出すことになる。一般入試の受験は2009年1月のセンター試験からスタートを切る。センター試験への十分な対策がその後の受験を有利に運ぶことにもなる。一番新鮮なところで、2008年1月に行われたセンター試験について考えてみよう。諸君はセンター試験をどのような位置づけで考えているだろうか。次にいくつかあげるのは、センター試験の翌日、受験生に書いてもらった後輩へのアドバイスの要旨である。
(1)部活動との両立:最後まで部活を精一杯頑張る。部活をやりきった満足感は必ず受験勉強に生きてくる。中途半端が一番いけない。
(2)学校の勉強との両立:総合的な知識を持つのが大切。学校の授業を聞くのが一番いい。点を取る技術より、幅広い知識が大切。一番大切なことは授業だ。基礎知識だ。
(3)私立大受験者:私立大一般入試受験者もセンター試験は受けるべきだ。私立大入試前にリアルな本番の空気を知ることが大きい。
(4)傾向と対策:どんなに傾向が変わっても、あわてることはない。傾向が変わると、むしろ問題自体は簡単になる場合が多い。
(5)その他:今からきちんとやること。志望校の過去問やボーダーを見て、何点失点していいかを明らかにして、当日はその失点を各教科に割り振る感覚で臨むといいと思う。
 センター試験の結果次第では、国公立大2次試験での逆転が不可能になるばかりか、第1段階選抜で不合格になることもある。受験生の口から@やAが出るということに注目してほしい。事実、諸活動を中心になって行ったり、受験期になっても休まずきちんと授業を受けた生徒は、いい結果が出ることが多い。結局は気持ちの持ちようなのだろう。

●受験期にピークをもっていく計画性を

 受験には山が2つある。1つはセンター試験で、もう1つは国公立大2次試験(一般入試)だ。受験生としては、受験のピークを2つ作る、あるいはセンター試験のピークを国公立大2次まで持続させる、のどちらかが必要になる。いずれにしても、1年間を見通した計画性、合格するという強い気持ち、1年間続ける体力が大切になる。困ったことは一人で抱え込まず、担任や進路の先生に相談してみることである。学校の持つ経験・情報は必ずや諸君に大きな指針を与えることがあると確信する。