はじめまして。1年間よろしくお願いします!
はじめまして! 木村です。神戸の灘中・高等学校で英語の教員をしていますが、いろんな世界に顔を出して、夢を叶えようと頑張っています。ブログもやっているので、ぜひ見に来てくださいね。
1年間、皆さんが生きていく上で大切なことを受験に絡めながら書こうと思っています。まだ44年しか生きていませんが、高校生の諸君よりは人生経験もありますので、楽しんで読んでもらえたら嬉しく思います。と、ここまでは敬語で書きましたが、これからは普段どおりに関西弁でいきますのでよろしく! エラそうに聞こえるかもしれへんけど、決してそういうわけではないのでご理解のほどを(笑)。
プロ野球選手だって 基本にこだわるんや。
大学、とくに難関大学を目指すとなると、すぐに「いつから過去問をやればいいですか?」なんて質問が来る。ちょい待って! 過去問をやるには、それをある程度は解ける力がないと意味がないわな。赤本をやったがほとんど解けない、それで解説を読んで復習した。それって何か意味ある? それより先にしないとアカンことがないか?
例えば僕の好きなプロ野球の話をするけど、公式戦で活躍するために、選手は何をする? 赤本を解いたり模試を受けるのは、練習試合と同じやと思うけど、じゃあ練習試合をこなしていれば公式戦でも活躍できるようになる? 答えはNO! やろう。
練習試合で活躍しないと公式戦には出場できない。だから練習試合前の守備練習や打撃練習である程度の結果を出す必要がある。でも守備練習の前にはキャッチボールができてないとアカンし、打撃練習の前には正しいフォームで素振りできてないとアカン。
さらに、キャッチボールや素振りをするためには、走り込んで足腰を鍛えないとアカンし、筋トレもかなり必要になる。走り込みや筋トレの段階でできてない選手は、1、2本のヒットはたまたま打てたとしても、継続していい成績を出し続けることはできへん。だから公式戦で打ち込まれた投手は、次の登板までに徹底した走り込みを行う。投げ込みよりもむしろ、その前の段階に戻って、走り込みをする。プロの選手でさえも基本を大事にしてるわけやね。
人生のいろんなシーンで基本が問われるねん。
大学入試だけでなく、社会に出てからも人間の基本的な力がいろんなシーンで問われるねん。いくら東大・京大出身でも、挨拶ができない、時間を守れない、怒られ慣れてない、粘りがない、相手の意見を尊重できない、相手の目を見て話せない、他人の悪口や陰口を言う、協調性がない…という人たちはいくら能力があっても評価されない。逆に、多少仕事の能力が劣っていても、そういう基本がしっかりしていれば、経験を積んで「使える人間」になる。
だからこそ、大学に入ったらサークル活動やバイトなど、さまざまな経験を通じて、社会で生きていく上での基本を身につけないとあかん。そうでないと「あの人は東大出てるけどツマランな」とか「京大出ててあれか?」なんて言われることになるわけ。
大事なのは戦略じゃない。成功したけりゃ努力あるのみ!
よく「受験は戦略」とか「2週間でヤル気が出て合格!」なんて本があるけど、絶対に違う。ある程度の戦略は必要やけど、合格してその後の人生でも成功したいなら、面倒くさがらずに基本を着実に身につけること。その習慣をつけておかんと、大学に受かっても偏差値だけ高いはた迷惑な人間になる。
受験も同じ。例えば英語なら、過去問をやる前に単語や文法の基礎知識をちゃんと身につけておかないとアカン。過去問は本番の予行演習や。その前の段階では、ひたすら基本を積み上げることが大事なんやな。そして、大学に入った後もそうした姿勢を忘れずに継続的に努力する。大きいことを成し遂げるために必要なんは、結局は地道な努力なんやな。