大学受験パスナビトップ合格サポートトップ大学パンフレット「8つのチェックポイント」



 

複数の大学が参加する「受験相談会」や、大学ごとの「入試相談会」「オープンキャンパス」、あるいは『パスナビ』などで、大学のパンフレットは簡単に手に入ります。しかし、せっかく手に入れた大学案内をただパラパラとめくっているだけでは全く意味がありません。大学案内のパンフレットには貴重な情報が満載されています。ここでは、大学案内を有効に読み解くちょっとしたコツを紹介しましょう。

 
 
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大学のカラー カリキュラム 資格 キャンパスライフ
ゼミと研究 留学・語学研修 大学院 就職


大学のカラー
 

 大学ごとにその成り立ちや歴史に違いがあり、それがカラー(=校風)として反映されている大学は数多くあります。

 例えば、明治大学の3人の創立者たちは、明治維新という近代国家の仲間入りをしようとする“国造り”の時期に学校(大学の前身・明治法律学校)を立ち上げるに際して『個の確立』を目指したわけですが、この“強い「個」をつくる教育”は、同大学の建学の精神「権利自由」「独立自治」として、ゆるぎない伝統となって、今日まで引き継がれています。

 また、関西学院大学や上智大学のようなミッション系大学は、学内にチャペルや礼拝堂があり、外国人講師を数多く擁するなどの特徴があります。また、大学の教育目的を「国際レベルの情報教育」と明示し、教官の"国際公募"などの先進的試みを大学の独自性につなげている大学もあります。

 こうした情報は、大学案内の「大学の概要」や「大学の沿革」といった部分に表れています。また、学長や学部長のメッセージには、その大学・学部の方針が色濃く出ているので、意外と要チェックです。

 大学のカラーを知ることで、入学した後のキャンパスライフをより一層楽しく明るいものにすることができるのです。

【写真は「明治大学」大学案内。
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明治大学 パンフレット

 
カリキュラム
 

同志社大学 パンフレット

 「カリキュラム」とは、その大学で開講している授業科目の構成のこと。大学では一般の高校とは違い、学生自身が履修科目を選び、時間割を作成するのが特徴です。学生は必修科目・選択科目を取り混ぜて、卒業までに必要とされる単位数をクリアしなくてはなりません。普通、一般的には、卒業に必要な単位のほとんどを1〜3年次の3年間で取得し、4年次で卒業論文や卒業研究などの集大成的な授業の取り方をします。

 また、大学案内などで、何を専門に研究している教官が、学生向けにどんな授業を開講しているかを見れば、具体的にどんなことが学べるかを大まかにつかむことができます。(いくつかの大学の、同じ名称を持つ学部・学科のカリキュラムを見比べれば、それぞれの大学のカリキュラムの特徴がわかるはずです)

 学部名にひかれて出願したものの、学びたい内容が、その学科にはなかった…!なんてことを事前に防ぐことができるので、カリキュラムのチェックは忘れずに!

【写真は「同志社大学」大学案内。
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資格
 

 就職のことを考えて、受験生からも注目される「資格」。大学や学部ごとに、卒業と同時に資格が取れる場合(例えば、教職課程・司書課程・学芸員課程)もありますし、卒業は条件になるもののそれだけでは資格取得者にはなれない資格(例えば、司法試験・公認会計士試験・公務員試験)などの合格をバックアップする特別講座を開講している場合も多いのでチェックしましょう。

 最近では、こうした資格取得のための講義を、正規の授業の中に組み込む大学も増えてきています。

 学部名や学科名だけで「○○資格が取れそうだ…」などと判断しないこと。大学パンフレットには『大卒後実務経験を経て得られるもの』『大卒が受験資格となるもの』『大卒で一部試験免除となるもの』『受験資格のいらないもの(大卒程度)』…というようにチャレンジできる資格を表記しているケースが多いので、よく読んで理解しましょう。

【写真は「法政大学」大学案内。
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法政大学 パンフレット

 
キャンパスライフ
 

早稲田大学 パンフレット

 充実した4年間の大学生活を送るための最重要ポイントに、(『勉強』は当然として)毎日の「キャンパスライフ」が挙げられます。大学には全国からいろいろな学生が集まります。もちろん海外からの留学生も例外ではありません。他大学と交流のあるサークルに入れば、さらに友人関係の輪が広がります。「大学」は、いろいろな人に出会い、人間的成長を遂げる4年間でもあるのです。

 実は、大学案内のパンフレットの中で、一番わかりにくいのが、この「キャンパスライフ」の部分です。確かにキャンパスマップや施設の紹介、サークル活動について紹介しているページは少なくありません。しかし、だからといって雰囲気がすべて伝わってくるかといえば、残念ながらあり得ません。すばらしい風景画や詩に触れても、小鳥のさえずりや川のせせらぎの音が伝わってこないのと一緒です。ここは、是非実際に足を運んで、キャンパスの下見に行っておくことをお勧めします。学部や学年によってキャンパスが異なる場合もありますので、要注意です。

 春や夏の「オープンキャンパス」、秋の「学園祭」はもちろんのこと、普通の平日に大学を訪問し、大学生のナマの姿・キャンパスの雰囲気に触れることができれば最高でしょう。「学生食堂」の人気メニューも味わってみることもオススメです。

【写真は「早稲田大学」大学案内。
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ゼミと研究室
 

 大学では、2〜3年生になるに従い、学生は自分が専門的に学びたい分野を絞っていき、最終的にゼミや研究室に入るのが一般的です。

 ゼミは、文系学部で「演習」と呼ばれる授業のことで、選択科目になっています。担当教官の専門分野に近いパートを、学生が自分なりのテーマを持って研究・発表を行い、その成果をまとめたものが「卒業論文」になるわけです。

 また、主に理工系学部の場合は研究室に所属し担当教官の指導のもと「卒業研究」を行うことになります。
 大学案内でも、どんな先生のどんな研究室・ゼミがあるのか必ずチェックしておきましょう。大学を卒業する時にアナタが「大学では○○を学びました」と胸を張って言うときの一番大事なPRポイントになるのですから。

 理系の研究室などは、独自に「オープンラボ」という公開講座や見学会を実施しているところが少なくありません。近い将来、自分が学ぶことになる研究室の雰囲気に触れることのできる絶好の機会ですので、大学のホームページなどの情報に注意しておきましょう。

【写真は「明治大学」大学案内。
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明治大学 パンフレット

 
留学・語学研修
 

青山学院大学 パンフレット

 大学に入ったら海外の大学に留学したい、短期の語学研修に行きたい…と考えている人は、最近特に増えてきているようです。社会に出る前に国際経験を積んでおくことは、有意義なことだと思います。

 各大学で、各種の留学制度・語学研修制度を設けているところは多くあります。大学パンフレットでも「留学制度」「短期語学研修制度」についてはページを割いて詳しく説明がされていますので、熟読しておきましょう。

 大学が派遣する学生を審査し、費用を負担してくれる「公費留学」などでは海外の協定校が行き先となりますので、毎年何名が派遣されるのか…、あるいはTOEFLのスコアは何点以上が必要なのか…などをチェックしておきましょう。英語圏の大学への留学に際しては「公費留学」でも「私費留学」でも、決められたTOEFLスコアが必要になってきます。志望大学の中で「TOEFL講座」の有無を確認することもお忘れなく…。

 また、「短期語学研修」を利用希望の場合などは、大学パンフレットには費用の目安が書かれていますので参考にしましょう。保護者への負担となると思いますので、今のうちに費用とともに留学希望について、よく相談しておくとよいでしょう。

【写真は「青山学院大学」大学案内。
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大学院
 

 「自分の専門分野を極めたい」「専門的な知識が必要とされる分野に就職したい」という人は、大学院への進学も視野に入れておく必要があるでしょう。最近では、大学を「研究が中心の場」として位置づけるため、学部を大学院の付属機関のようにあつかう傾向もあります(とくに理工系)。自分の大学とは違う大学の大学院を受験することもできますが、同じ大学だと学内推薦を受けられこともあるので、大学案内で確認しておきましょう。

 研究者になるために大学院進学を考えるのか、法曹界を目指すために法科大学院をも今から視野に入れるのか、就職を有利にするために大学院に進むのか…ケースバイケースで「大学院」に対する考えは違っているでしょう。各大学院の位置付けや指導の方針なども、チェックしておいて損はありません。

【写真は「日本大学」大学案内。
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日本大学 パンフレット

 
就職
 

武蔵大学 パンフレット

 「大学を卒業したらどんな仕事に就けるのだろうか?」。長引いた不況を脱し、就職状況が好転しているとはいえ、受験生にとっても気になるポイントです。大学パンフレットの中に、学部別にどんな業種に何人進んだか…という表を掲載している大学も多いので確かめておきたいところです。

 その際、気をつけなければいけないのは、就職者数だけを見ないこと。というのも、学部ごとの総人数が違うため、どうしても学生数の多い学部が上位になるからです。

 就職したOB・OGのインタビューページなども参考になるはず。大学でどんなスキルを身に付け、現在職場で何をしているのか…、先輩たちのメッセージに注目しましょう。多くの大学パンフレットで卒業生たちが登場しているページが存在しています。また、先輩たちが「○○ゼミの△△教授の実習が良かった…」と語っているとしたら、その先生のゼミは忘れずにチェックしておきましょう。実際に大学に入った後で役立ちますよ。

【写真は「武蔵大学」大学案内。
  武蔵大学の資料請求は、 こちら

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《このページでのパンフレット紹介校》
明治大学、同志社大学、法政大学、早稲田大学、青山学院大学、日本大学、武蔵大学